捕らわれた宇宙人ではありません。女将と私です。この格好で何しているかわかりますか?
実ははちみつ採集に出かけてきました。
先日ある方に紹介して頂き、安曇野にある佐野養蜂園の佐野さんと出会いました。
佐野さんは養蜂業界で大活躍されている方で、はちみつに熱い情熱と愛情をもっているとても熱い方です。
蜂の頭の良さ、規律、命を張った鉄の掟など時を忘れるくらい蜂の話は面白い!!
また、長野県は日本一の養蜂県でその性質、純度どれを取っても日本一だと胸を張って自慢されます。さらに、密のこし方も手間がかかっています。密に熱は大敵。しかし、熱を加えるとろ過しやすい。従って時間効率のために、大抵は熱を加え滑らかにしてからろ過します。しかし、佐野さんは時間をかけてゆっくりろ過しています。市販のはちみつが水飴っぽいのはそのせいです。
但し、日本の流通システムが、高価な長野県産のはちみつも他県で採取された品質のはちみつも全て混ぜられてしまい、国産はちみつという名目で安く日本中に流通していると伺いました。
長野県の高品質なはちみつ。緑豊かな安曇野の花だけで採取された貴重なはちみつ。
これは本当にもったいない!!!
というわけで当園でもその貴重なはちみつを分けて頂き販売しようということになりました。
そんな話を女将にしたら、いつも通り・・・「見たい」
というわけで二人ノコノコと佐野養蜂場に伺ってきました。
蜂はいざというときには刺す。但し、それは最後の手段で一度刺した蜂は死んでしまいます。まさに命と引き換えに攻撃しているわけです。
命を張って攻撃するにも値しない二人。こんな二人のために命を張って刺して頂くよりは、一匹でも多くの蜂さんに蜜を運んでくれた方がよいと考え遠くから見学させてもらいました。
当園では春採取された、「春花はちみつ」安曇野産1,200円とアカシアの花だけで採取された「アカシア蜂蜜」安曇野産1,600円を販売させてもらえることになりました。自信をもっておすすめします。
追伸
喫茶メニューにこのアカシアのはちみつを使ったトーストが増えました!!パンは、地元にあるパン屋さんで(おそらく日本で一番小さなパン屋さんだと思います・・・)女性一人で天然酵母のみを使い、全て手作りのパン!!トースターは今はやりの、バルミューダのトーストで焼き上げます。(数量限定。予約不可。売り切れてたらごめんなさい)