昨年9月、「徳澤園主と行く奥又白池」というツアーを行いました。色々な思い出を沢山作ることができ参加者からも多くのお手紙などを頂戴しました。お客様を宿でお迎えするのではなく、実際に一緒に歩き共感する。これこそ、上高地で働く醍醐味であり、我々のモチベーションアップにもなりました。
しかし、まだまだ皆さんに紹介したいスポットはあります。
その一つが徳本峠越え。
徳本峠は上高地に入る釜トンネルが無く、まだ車で入ってこれなかった時代、上高地へ通じる唯一の玄関口でした。私の先祖も、牛馬を連れ何度も越えた当園とも縁ある登山道です。ヨーロッパに日本アルプスの素晴らしさを伝えたウェストン氏も、この約20キロの道のりを越えなければ素晴らしい光景には出会えませんでした。
昨年秋に若女将がスタッフと徳本峠を越えました。普段冷静な若女将がすごく興奮して帰ってきました。みちくさでも紹介しましたが、渓流を横目に赤や黄色の紅葉がすばらしい。また、何か所もある橋がそれぞれ趣がある。これぞ、隠れた日本の絶景だと豪語していました。ここに嫁いでからいくつかの山を歩いてきたが、一番感動したとも言っていました。
当園と縁もあり、社長が大好きな昔話もできる。
なかなか個人では徳本峠を越えるというのは難しい。(難易度が高いという訳でなく一般道ではないので)
昨年より工事をしていた徳本峠小屋が今年リニューアルオープンする。
そんなこんなで、今年ぜひ皆さんとこの道を越えてみたいと思い下記ツアーを考えました。
徳澤園主と行く
「歴史ある旧道 渓流に紅葉きらめく徳本峠越え」
現在、前日当園まで来て頂き、翌日徳本峠を越えて島々まで歩こうと考えています(約8時間)。
ただ、駐車場を沢渡・平湯に止めてしまうともう一度バスで戻らなければなりませんので、どうすればいいか思案中です。
そちらが決まりましたら、日時等追って発表いたします。(一応、紅葉が一番きれいな10月20日前後予定)
レポート 若旦那