例年大雨に悩まされて、道が崩れた。上高地公園線が通行止めになったなど心配事が絶えない6月。大した大雨も降らないまま梅雨が明けてしまいました。
正直、こんなにもあっさり梅雨明けしてしまうと、悪いことをした時に、後でしっぺ返しが来るんではないかという感覚に似てまして、どこかスッキリしません。
この時期のスタッフ達は一足早い夏休みに突入し、最低限のスタッフ達で運営しています。
ただ、県民割や好天。そして少しづつコロナの影も薄くなり6月にしては人通りの多い徳沢です。
コロナ以降ブームとなってるテント。6月の平日ですと、あって2、3張というのが当たり前なのですが、お天気も良く毎日適度のお客様で賑わっています。
現在当園は屋根の張替え作業の真っ只中。屋根の張替えというお客様には殆ど関係のない改装にはなりますが、間もなく美しい外観に生まれ変わります。是非、投資した手前上、せめてお写真でも撮って貰えたらまだ救われます…。
苦しんだこの2年。少しずつですが日常を取り戻して来ています。夏の予約も順調に頂き、忙しい夏になるんではないかと思われます。
上高地旅館組合が運営する上高地公式ホームページ。私も携わっていまして、この2年間は、コロナに向き合う現状だとか、ニューノーマルの観光現場などを、経営者や旅館組合長などの視点で、お伝えしてきました。
しかし、そろそろアフターコロナに突入し、明るく輝かしい観光業。コロナのことも大切ですが、上高地の魅力をもっと皆さんにお伝えできる年にしたいと思いまして、若い組合員と共に違った視点での企画を行いました。
この写真どんなインタビューか分かりますか?
久しぶり登場の人も映っています…。
上高地、北アルプスというとどうしても男の世界というイメージがあります。
うちの場合は3歩前に出ていますが、普通一歩引いた位置で影で支える女将という人たちがいます。
今回は、そんな女性達にスポットを当ててお話を聞きました。
題して、
「上高地に嫁いだ妻達」(仮名)
登場してもらったのは、昭和に上高地に嫁いで46年。徳澤園の大女将。
平成に上高地に嫁いで14年。上高地温泉ホテルの女将。
そして、今回の主役。今年上高地に嫁いできてくれた、横尾山荘の若女将。
年齢も、時代も、奥ゆかしさも全く違う女将達が見た上高地を語ってもらいました。
女性たちから見た上高地で生きるということ。
近いうちに上高地公式ホームページの方でアップされますので是非ご覧ください。