もうコロナコロナコロナ…
日本中コロナ一色です。もちろん国家的危機だと痛感もしていますし、今安全だからきてくだいという営業もできません。
幸いにして、コロナ渦中の世の中で上高地は冬季封鎖期間ですので、ニュースで騒がれているような経営危機という感じにはなっていませんが心配はしています。
まだまだ油断できない状況ではありますが、今はじっと耐え忍ぶことが1番の方法かとおもいます。
さて、唯一当園が被ったコロナ被害。
実は、今年で開業135年目になります。
100年企業をゆうに超える歴史が当園にはあります。
3月13日には、関係者をお迎えして小宴をする予定でしたが、苦渋の決断でしたが見送りとなりました。
昨年より、社長は必死に135年の当園の歴史専門家を交え本を作成していました。
3月13日にお披露目を兼ねて出版する予定でしたが、残念ながらその機会は引き伸ばしとなりました。
残された資料も少なく社長はとても苦労しましたが、ようやく完成を致しました。
数少ない資料と、写真は残っているけれど日時などの詳細は殆ど残っていなかったので色んな方のお話を聞いたりしたものをまとめました。
また、私の性格をよく知っているので、この先私が継承するのに曖昧なまま、歴史を葬り去ることは出来ないという使命感に燃えていたと思います。
先日、地元新聞に掲載されました。
素人が書いた自主出版ですのでどこまで反応があるかわからないままのスタートでしたが、40件以上のお問い合わせを頂いております。
誰も注目していなかった上高地に1885年に先代が牧場を拓き、時代の背景に翻弄されながらも戦争中も営業を続け、国立公園制定。井上靖氏の氷壁でブームとなり今に至る1885年の歴史が多くの写真と共に記されています。
今年、当園の皆様の目にとまるところに置かせてもらいます。
ご笑読頂けたら幸いです。
問合せ 0263-95-2508
現地にて販売しますので今年お越しになる方は売店を覗いてみてください。