毎年恒例の海外社員研修から帰国しました。
毎年書いていますが、元々私も若女将も旅行会社出身でして旅行の素晴らしさや感動をよくわかっています。
このご時世、昔ながらの社員旅行は減り、プライベートを重視した会社が増えています。
ただ、それはそれで少しさみしい感じもしますし、シーズン中我々は昼夜共に生活し、大きな家族のような関係です。
また、スタッフたちは常にサービスする側でサービスを受ける機会がありません。
サービス業に携わらせる会社としてサービスを受ける機会を与えたい。
そんな思いから始まったシーズン終了後の海外研修も今年で7年目となりました。
今年の研修先はニューヨーク。
言い訳…いや目的はちゃんとあります。
今年の春先からニューヨークにしようと決めていました。
当園は宿泊以外にも、外来食堂、売店があります。今年の春先に券売機などを導入し改装をしたのですが、どうしたら購買意欲が沸くのか。どんなお土産を欲しいのかを真剣に考えました。
雑誌を漁ったり、Webで検索したりしていると、常に目につくのはニューヨークばかりでした。
毎年改装をする度に、「山の中に??」という疑問が湧きます。
必要性以上の無駄な演出もたくさんあります。
しかし、徳沢はお客様にとって生活圏内ではなく旅行先。
非現実空間であり、心地よい違和感がある方が思い出になるのではないかと思っています。
それで今年の出来たのがこの券売機。
何度か訪れたことのあるニューヨーク。
少し大人になり、世界最先端の商業都市としてみるニューヨークはどんなものなのか?