予約も始まり今シーズンの準備、スタッフ採用に忙しくなってきました。今年も色々と考えていますのでこの後少しずつ紹介していきます。
さて、先日久しぶりに大阪に行ってきました。というのもある方に頼まれて、上高地、北アルプスの魅力を徳澤園の若旦那が語るというイベントに参加させていただきました。
しかも会場はアベノハルカス。日本一の高さを誇る大阪を代表するビルです。
最近このようなお話をちょくちょく頂くのですが、ほとんどは徳澤園に絡めた内容。ただ今回は、上高地北アルプス全体のお話です。その為に、数日前よりホームページや本を使って再度上高地の魅力や他施設がやっている内容を調べ直しました。
調べていると、ここ数年の間にも色んなことを他の施設はやっているのだと感心させられます。
五千尺ロッジのアップルパイがおいしい。白樺荘のコロッケは毎日手作りで作っている。大槍ヒュッテの食事にはワインがつく。等々皆個性溢れることをしています。
また、事前に伺っていてお客様がとても興味があったのは北アルプス山小屋の特徴でした。ここは、ホームページ等の情報ではあまり私がやった意味がないので、私の知りうる裏情報からそれぞれの小屋主の人間性などを交えてお話させてもらいました。
終わって評判がよかったのは、各山小屋をプロ野球選手に例えたならというもの…完全に私の先入観と偏見でお話させていただきました。
機会がありましたら、当園の夜のイベントでもやってみようかとおもいます。
追記
イベントが終ると、ある老夫婦の方に声をかけて頂きました。
50年ほど前に私の祖父に助けてもらったそうで、そのお礼を孫の私に伝えたくてお越し頂いたそうです。
二度とお礼を伝えられないと思っていたそうですが、このイベントを目にして、私に会いにきて頂きました。
世代を2つ越えてお礼を言われる。山の中の親切は、町の中の親切の何倍もありがたい。
このような伝統も守らなければと思わされました。