梅雨に入ってももったいないくらいのいいお天気が続いてます。
この時期の雨で、山水を貯えるのですが、これだけ降らないと夏の水不足が心配です。……降れば降ったでまた愚痴ってしまうのですが。
上高地には様々な動物が住んでいます。というか動物の住んでいる場所に我々人間が住みだしました。
動物と人間が共存するためにはある程度の距離を保ちながら過ごす必要があります。
最近の上高地で問題は猿。ここ数年一気に数が増えました。また、人間を怖れなくもなり、今後のことを考える今対策を取る必要に迫られています。
上高地の各施設には環境省から「猿追中」と書かれたユニフォームが配布されました。
ひどいようですが、石などを使い皆で追い払い中です。ただ、外国人も多くなり理解を求めるのは大変です…。
そして、新たに徳沢キャンプ場に建てられた注意書。
キツネです。
直接噛みつかれるなどの被害はありませんし、ほとんど目にしません。
ただ、夜に出て来てテントの外にある荷物を漁られる被害が何件か報告されました。
先日は、相当香ばしい匂いがしたのか登山靴を持っていかれてしまった方もいます。
永遠に魅力的な上高地を維持し、後世に繋げるためには、時代にあったルールも見直さなければなりません。
忘れてならないのは、後から来たのは我々だということです。