そろそろ人が恋しくなってきました・・・。
早く夏が来ればいいのにって人一倍感じている今日この頃です・・・。
しかし、この時期はやることはあるわけで・・・。
スタッフ達は地味な作業に毎日追われています。
女子は、徹底的に掃除をしたり、毛布の襟を交換したり、男子はペンキを塗ったりと、
お客様に追われないのんびりした時間を過ごしています。
夏の予約がピークを迎え、7月14日から迎える怒涛の日々に照準を合わせています。
先日は、前にも みちくさで紹介 した電話線の保守に出かけました。
唯一の電話線ですので、ピーク時に故障させる訳にはいきません。お客様の目が届かない奥深くに引いてきていますので、崖の上や、林の中など苦労も多く、命がけ(大袈裟ではなく・・)作業です。
何をするかと言いますと、このような状態になってますので、
線に横たわった木をどかせます。
徳沢明神の間だけで20本以上の大木が倒れ込んでいました。
地味な作業ですが、大切な作業であると、4年前に横尾山荘の社長さんから教わり、今日は昨年就任した徳沢ロッジの古畑支配人にそれを伝授いたしました。
これは、今後の大きな課題ですが、登山道の管轄というのは正式に決まっていません。土地としては、環境省や林野庁の土地で、尚且つ国立公園ですので国の土地でもあり、一応松本市の一部ですが、登山道の責任者ではありません。従って、上にある小屋がその区間の整備をするという暗黙のルールがあります。勿論電話線もそのルールに適用されます。
自分の道は、自分で守る。大変なことです。
レポート 若旦那
徳沢ロッジの支配人とは大の仲良しです。唯一のご近所さんですので・・・。
若旦那「小屋と小屋の間はその上の小屋が面倒をみるんだって」
支配人「そのようですね」
若旦那「では、これから徳沢ロッジと徳澤園の間(100M)は頑張りますので、明神館と徳沢ロッジ(3.5K)の間はよろしくお願いします。」
支配人「・・・・」
若旦那「100年以上続いた暗黙のルールだから・・・」
・・・伝授終了・・・