いまだ多くの被災された方の御苦労、悲しみが日本全体を包んでいます。そして、まだまだ乗り越えなければいけない試練がたくさんあります。
避難生活を強いられている方の悲痛な叫び。予断を許さない原発。時がたち少しずつ影響が出始めた日本経済。ニュースから流される現実に誰もが不安を拭いきれません。
しかし、そんな困難な状況の合間、合間に少しずつ見え隠れすることもあります。
生まれてから日本人だという意識はあまりありませんでした。周りからも、日本人であることの誇りを感じる機会もほとんどありません。みんな一丸となってとは、よく使いますが、そんな感じも希薄だったように思います。しかし、今は初めて日本人の誇り。そして、日本一丸となってこの困難に立ち向かう一体感を感じます。惨劇を目にし、何度も涙が出ました。しかし、忘れかけていた、日本人の温かさ、責任感にも涙を流しました。
現場では、
迷彩服を着て孤軍奮闘する自衛官。
目に見えない敵と格闘する東電社員。
手のつけようもない瓦礫を片付ける消防団。
そして、光が制限された他の地域では、
義援金を差し出す子供たち。
節電を心がける街の人。
外国人がツイッターこんなことを言っています。
「今回の災害は、知識も備えも世界一の国で起こった大災害だ。しかし、神様は復活できない試練は与えない。この試練を乗り越えられるのは、どんな状況でも謙虚で、感情を抑制できる日本人をおいて他にいない。だから今回も大丈夫。」
被災された方が一日でも早く、日常生活に戻れること。被災地の復興に、精一杯のサポートをすることが我々の責務だと思います。それと同時に、買い過ぎはしない。でも、買い控えもしない。被災していない我々は、平常通りの生活をすることも日本復活の責務だと思います。
明日から僕も、自分がやらなければならないことを平常心でサポートします。
震災で犠牲になられた方のご冥福を心よりお祈り申し上げます
若旦那