年末年始上高地に行ってきました。
私は、ちょっとアクシデント(自分の不注意で怪我をしてしまいました・・・)がありまして少し早く下山しましたが、弟がみちくさ用写真を撮ってきていましたのでご安心下さい。
冬の上高地
日本で一番過酷な場所だといいます。
そこはすべての物を凍らす白銀の世界。
美と酷が融合されたこの地を少しだけ御説明致します。
晴れれば天国。吹雪けば地獄。
シーズン中見る山よりも山らしい。
大っきく逞しくかっこいい!!
晴れていても山の上は、風が強いと吹雪と変わりません。降り積もった雪が、風で舞い上がり下から見ても、苛酷さが伝わってきます。
よくお客様に、「冬は何度位になるの??」って聞かれます。
こんな感じです・・・
2月はもっと寒くなります・・・・・
(窓もすべて凍ります。もちろん外側ではなく館内側の窓ガラスです。)
スウェーデンにすべてが氷でできたホテルがあるそうです。
自分も興味があり見に行こうかと思いました。
しかし、よく見たら自分の宿が凍っていました。
だから、行くの止めました・・・・
趣味というのはすごい!!
この中、テントを張って宿泊する方もいらっしゃいます。
昔は、50張以上テントがあったそうです。
冬には冬の常連さんがいます。
こんな寒い中来てくれます。
毎年酒好きの顔なじみのメンバーが集まります。
下界では会わず、一年に一度、冬季小屋に集まります。
“徳澤山酒会”という名前まで昨年できました。
本当に不思議な方々です。
でも、本当にあったかい方々です!!
夏には、なかなか野生の動物を見ることができません。
本当に生きているか心配になります。
しかし、冬にはそこら中に動物の足跡があります。
やっぱり上高地には、本当に多くの動物がいます。
ここ数年、ウサギが少なくなったと言われていました。
病気が万延して絶滅してしまったとも言われていました。
しかし、今年はいっぱいの足跡がありました。
安心。安心。
冬は山が光ります。
いっぱいに浴びた雪のせいで、月明かりに山が浮かびあがります。It’s beautiful!!
おまけです。
社長と女将と弟です。
ヨーロッパのスキーリゾートと勘違いしたような格好の人がいますが、これは30年通い続け、体中に脂肪を蓄えた超人だからこそできる奥儀です。
冬は完全装備が必要です!!!
このあと、釜トンネルまで歩いて帰りました。
レポート 若旦那