ゴールデンウィークが終わりました。本格的な春山到来で3日からは昨年より多くのお客様がいらっしゃいました。
新人たちも、事前に相当脅しておきましたので心積もりは出来ていたとはおもいますが、やはり入山して初めての大混雑・・・。山も徳澤園も、スタッフよりお客様の方が詳しいという5月ならではの逆転現象でしたが、どうにか乗り切りました・・・。
ニュースでも大きく報道もされましたが、山岳事故も多く出てしまいました。若い命も犠牲になり言葉がありません。
ここ数年問題になっている到着時間の問題。当園にお泊りのお客様でも、19時20時と到着されるお客様もいました。徳沢、横尾なら夜歩いても大丈夫だとまだ思われているお客様がいますが、それは全くの間違いです。自然の中の夜は、恐ろしいほど暗く、寒いものです。映画館で上映前。スクリーンの画面が真っ暗になった状態と変わりません。その中、もし灯りがなくなったら歩けますか?
到着は16時まで。
16時以降の行動計画を最初から作らない。
シーズンを通して言い続けたいと思います。
さて、GWを明けてしまえば徳沢にはしばらくほとんど人がいません。
今、キャンプ場に猿の群れが20頭ほどますが、人はうちのスタッフしか見当たりません・・・。猿に負けました。
激務のGWを乗り切ったスタッフたちは女将先導のもと、これから訪れるニリンソウシーズンに向け、ニリンソウ畑の枯れ枝除去を始めました。この枯れ枝を取るだけで、ニリンソウが一気に映え、写真写りもよくなります。これも毎年同じ光景です。
<注意>
ちなみに前に写っている黒い制服を着たのはスタッフ。
後ろの茶色の動物は、餌を探しているボス猿ではありません。枝を拾っている茶色のコートを着た女将です。
レポート 若旦那