こんにちは。月刊みちくさです・・・。
ついに8月1回しか書かず、月刊になったのですか?という問合せがありました。また、今朝みちくさの熱心な愛読者から不在着信が入っていましたので、間違いなくお叱りの電話だと思います。
8月が終わりました。富士山ブームの煽りを受け北アルプスにお客様が来るのか心配していましたが、例年以上のお客様で賑わいました。お天気も安定し、下界の暑さも手伝って、一様に上高地の涼しさにみなさん満足されている様子でした。
山岳事故は、山を訪れた人の数に比例します。大ニュースになるような事故はありませんでしたが、悲しい結末を迎えた案件もありました。
震災以来、テントを利用する登山者が増えました。2年も経つと、バリエーションも増えてきます。
様々用具も増えより快適になってきてはいるのですが、少々問題も出てきました。
昔は、3人で1つのテントが当たり前でしたが、最近は1人1張が主流です。さらにタープなど、1張辺りの所有面積が増えています。徳沢のような広いキャンプ場ではあまり気になりませんが、稜線などの狭いキャンプ場では大問題です。
今後、タープ禁止や1張当たりの料金をもらうなど、様々な意見が出ています。
また、8月は愛娘の穂華の誕生日もありました。スタッフに祝ってもらい3歳になりました。
<写真>
そうこう言っていると、外をみると秋の気配がしてきました。気に早い葉っぱは少し色づきました。
毎年、売店の前に水槽に浮かべていた信州りんご。今年は、水槽に浮かべていません。実は、環境省さんからの指導もあり水に浮かべる販売ができなくなりました。というのも、最近は猿が、我々の施設のすぐ近くまで出てきます。上高地周辺の施設では、水に浮かべていたリンゴが猿に取られたという珍事件も出てきました。お客様に、猿に餌を与えないでといった指導をしているにも関わらず、我々の商品を与えていては意味がありません。そういった事情で、今年から売店前にりんごを置いています。
しかし、今までよりもインパクトに欠けると言いますか、やはりリンゴは水に浮かんでいる方がおいしく見えます・・・。苦肉の策で、売店係は暇があればリンゴを磨きピカピカにしています。
かし、今度は磨き過ぎて、本物に見えずに置きものだと思われています・・・・。
食卓には、自家菜園で取れた夕顔が届き始めました。これは、宿泊者用の和え物や煮物に使います。
これは、まだ中ぐらいのもので、大きなものは一人で抱えるのも難しいくらいあります。
8月というのに、いよいよストーブにも火が入りました。
秋に突入です。
レポート 若旦那