みちくさブログ

井上靖文学館

先日、静岡県にあります井上靖文学館に行ってきました。言わずと知れた「氷壁」の作者であり、当園とも深いかかわりを持たせて頂いてる、日本を代表する作家です。

文学館では、今年に入り「氷壁」にスポットをあて、イベントを行っております。そこで、私に声がかかり、イベント講演を申し受けました。私が、井上先生の作品を語っても何の説得力もありません・・・・。そこは、文学館の館長さんも察しておりまして、「昨今の山登り」という題材で講演させてもらいました。

ただ、昨今の「今」は分かっても、「昨」がうっすらしか分かりません。そこで、当園の歴史を含め猛勉強をいたしました。

なぜ、こんな場所で牧場を始めたのか。
車も通って無い時代に、どうやって山小屋を建てたのか。
ナイロンザイル事件とは。
何度か訪れた山ブーム。その原因は。

などこんな機会でも無ければ調べないものばかりです。

また、大量の歴史的な写真も出てきました。

一応、前職は営業マンでしたので、久々にパワーポイントで講演ぽく資料も作りました。

始めは、事務的な作業も、実に調べてみると、ここの歴史は面白い。国の施策や時代背景が折り重なって今の形がある。宿泊施設があり、キャンプ場もある徳沢。登山基地としては完璧に見える。しかし、これは先人が苦労し、必然的というよりも、偶然的にできた場所である。先祖様に感謝ばかりです。

なんとなく、作家と言えば、修善寺辺りで一人作品に没頭するイメージがあります。井上先生の気持ちを少しでも理解する!!ということを、若女将に告げ、講演前日は、修善寺の旅館に一人籠りました。完全な作家気取りです。

子供も嫁も母もいない静かな時間・・・・。こういう場所だったら、毎日みちくさも更新するに違いない。そして、多分素晴らしい文章が浮かぶに違いない・・・。修善寺温泉につかりながら感慨深い時を過ごしました・・・・。講演とは全く関係ない時間でしたが・・・。しかし、女将、若女将、チビ女将。家に何人もいる御上・・・。いや女将達・・・。その女将達を出し抜く段取りと説得は誰にも負けない、私の特技であります。

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当日、文学館のあるクレマチスの丘に向かいます。素晴らしい美術館、レストランなどの施設が整った集合施設です。また、文学館は歴史を感じる、高貴な佇まい。

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私が心配していたのは、はたして観衆はいるか?しかし、定員を超え、立ち見の方が出るくらいお集まり頂きました。

明治初頭の牛、馬の話から、今の山ガールまで、エピソードと写真を交え一時間私の話を聞いてもらいました。

質問も多数出て、和気あいあいとしたいい講演会になりました。

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折角、気合を入れて作ったので今年機会があれば夜のイベントとしてやってみたいと思います。

レポート 若旦那

講演を聞きに来て頂いた皆さま本当にありがとうございました。また、帰りには両手いっぱいのお土産までそれぞれお持ち頂き、若女将、チビ女将も大喜びでした。また、井上靖文学館様。このような機会を与えられたことで、当園の長い歴史を支えた多くの人に出会わせて頂きました。ありがとうございます。

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