みちくさブログ

知力VS体力

梅雨が明けたのに本当にすっきりしないお天気です。海の日の3連休もどしゃ降り・・・。たくさんのお客様に来ていただいたのに申し訳ない気持ちでいっぱいでした。

さて、恒例のテント張りが始まりました。皆さん覚えているでしょうか?昨年みちくさ内でも紹介しましたが、夏休み前の学校登山のために、テント45張のレンタルテントを設営します。

昨年までのテントは丈夫なのですが、昔の三角テントでして雨に弱い。しかも、床が戸板なので、寝心地も悪い。もし、当日雨だったら・・・と考えると心配な面もありました。現在、レンタルテントを使って登山学校を行っているのは、S学院さんのみ。毎年、新しく45張買い揃えようか、それともこのまま我慢してもらおうかが悩みの種でした。

しかし、今年S学院さんは、当園キャンプ場を使って頂いて10年の節目の年。子供達にキャンプって楽しいものだと思わせること。それこそが、次世代に登山を繋げる第一歩だと信じて、思い切って最新のテントに買い替えました。

というわけで、今年のテント張は、昨年までとは勝手が違い、体力だけで建てられそうでもありません。機能性が上がった分、設営も複雑です。そこで、助っ人を頼むことにしました。それは、なんと現役医学生たち!!

(徳沢には、診療所があります。日本大学医学部山岳部の協力により、夏季だけ現役の医大生と卒業されたドクターがローテーションで診療をしてくれています。長い歴史があり、いつかみちくさ内で紹介したいと思います。)

知力の日大チーム4名と体力の徳沢チーム4名、計8名でテント張が始まりました。始めの仕切りは、立場上私が務め、右列は、日大チーム。左列は徳沢チームと割り振ったのですが、直に日大チームから提案が。テントの本体を、日大チームが建てていって、徳沢チームがその上から、フライヤーを掛けていく方が、効率がいいというのです。なんかいつもと雰囲気が違います。

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彼らを見てると次々と刺激になる発言が飛び出します。

日大 「同じ単純作業を繰り返すと能率が上がるから、役割はすべて分担制にした方がいいね。じゃあ、A君はすべてペグ打ちを担当して。B君とC君はポールを。私は、本体を持ちあげるから」

徳沢 「このスペースにテント入るかな?」

徳沢 「いやーいけるでしょう」

日大 「このポールの半分の長さが、テントの直径になりますから、計ってみます。」

徳沢 「・・・・」

日大 「20cmほど足りませんね。少しだけ前に出します。」

徳沢 「(一同納得」

医者の卵の知力を存分に思い知らされ、予定していた3日間の仕事を、ほぼ1日で終わらせテント村が完成しました。今回は、完全に知力の勝利です。

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最後の方には、

徳沢 「これどうします。」

若旦那 「日大に相談して・・・」

休憩時には、将来どんな医者になりたいか、目をギラギラさせて語ります。医者不足に悩む日本。山を愛し、医学を追及しているこの若者たちは、いい医者になるんだろうなと思わせる希望の光に満ちたいい交流の場にもなりました。

レポート 若旦那

追伸
新しいオレンジ色のテント45張は圧巻です。いつか徳沢の名物になりそうです。ロゴスさん(テントメーカー)。テントのいい宣伝にもなっています。S学院さん。今年は快適な夏山登山になりそうですよ。

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