みちくさブログ

偏差値高めのキャンプ場

080830

8月の終り。
すっかり静かになったキャンプ場が再び賑わいを見せました。
受付に来る人、来る人、皆若い学生風です。
あまりにも時期はずれに大勢来るので、聞いてみたところ、早稲田大学のサークル”岳文会”の学生さん達でした。
総勢50名はいたでしょうか? ほとんど、早稲田カラー一色です。 各班それぞれ、目的の山を登り、徳沢キャンプ場で合流とのこと。
みんな、いい汗かいて、山の匂いがします!!

夕食時。生憎の雨。
若さみなぎる学生さん達は雨の中、焼肉をしたり、鍋を作ったり元気いっぱいです。
それでも、折角おいしい食事を作ったのに、雨に打たれて食べるのは忍びなく思い、外来食堂を提供しました。

すると、リーダーが、
「本日は、有難う御座います。お礼に、ぜひ自分達の作ったものを、一口でも食べて頂けないでしょうか?」
ということで、当園女将と若女将が審査員となり、どの班が一番おいしいものを作ったかコンテストが始まりました。

始め聞いたときは、大丈夫か?
自分も学生の時にやったことがある何でもありの闇鍋??
と思いましたが、匂いも見た目もなかなかのものです。

試食した一品目は、10人グループで一人一品どんぶりの中に入れたらおいしいものを持ち寄り作った、どんぶり物。
文章だけ見ると、闇鍋に近いものがありますが、最近の学生さんは裕福らしく、一品一品が、ちゃんとしたものですので、なぜかおいしい!?
キャンプの食事であれば全然OKなものでした。

驚いたのは2品目。
ごぼう入りハンバーグでした。
限られた食材。限られた調理道具の中で、持ち前の頭脳と若い感覚でつくりあげられたハンバーグは、お世辞抜きでおいしいものでした。
女将も、そのあと調理した子に作り方を教わっていましたので、本物です!!
というわけで、ハンバーグチームの勝利となりました。

明日は、最終日。
全員合流し100名を超えるそうです。
若い人にもっと山を知って欲しいと思っていた自分には、本当にうれしい出来事です。
全員で校歌を唄うそうです。
キャンプ場ご利用の皆さん一曲だけご勘弁下さい・・・

時間のある学生時代。
町の中で遊ぶ学生が多い中、何日も風呂も入らず、疲れる山に登り、雨に打たれながら仲間と飯を食う。
大人になった時、そんな思い出が忘れられない思い出になることを祈っています!!

頑張れ!日本を担う逞しき”早稲田 岳文会”!!

レポート 若旦那

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