2020年に発刊しました、山岳ジャーナリスト 菊地 俊朗氏 と 当園4代目 上條 敏昭による著書「世紀を超えて」。
今回、こちらの「世紀を超えて」の一部を改訂し再販する運びとなりました。
徳澤園売店とみちくさウェブショップにて販売中です。
以下、4代目 上條敏昭より今回の再販へのメッセージです。
2020年、徳澤園135年史「世紀を超えて」発刊の冒頭ごあいさつできっかけはお示ししていますが、徳沢の移ろいを今後の子供や孫世代に活字として残しておきたいというのが本来の動機でありました。
山岳観光地である上高地という名前は大きくあると思います。行政関係者による指導の下、決して己の思いだけに任せては進められない当地域の特徴から、先代の苦労を鑑みることができます。その先例に照らして、リアルな自分の姿等を回顧してみると、正直お恥ずかしく赤面の思いであります。
コロナ禍で頓挫をきたすことになり、増刷や再販等全く考えられませんでした。しかし想定外での早さで本がなくなってしまったことと相まって人の勧めもあり、第6章、「未来へ向けて」を加え、改訂版として発行することにしました。
2024年正月早々には、北陸の地は大災害に見舞われ、未だ大変な状況であります。北信越の仲間として今回(今年度販売分)は、能登の地へ全額を送金する主旨で進めたいと思います。
ご協力を賜れば幸いです。
徳澤園 4代目 上條 敏昭