4年ぶりに平常に近いシーズンを迎えています。忙しい毎日が日常となり、たくさんの笑顔に囲まれた日を感謝できる様になりました。
コロナ前には、忙しいことが当たり前で、その日の業務にただ追われていましたが、コロナを機に色んなことを考えさせられました。
一昨年建てたTOKUSAWA-BASE。
これは、密になってはいけないという制約の中で、外にラウンジを作ってしまったらいいのではないかという閃きから出来たものです。結果的に自然に近い場所で寛ぎ、語ることのできるスペースが生まれました。
ぶらキャン。
こちらも、テントをやった事の無い方に、テントの楽しさを教えるという発想からです。ぶらキャンも今や、当園の主要部門。いま1番予約が取りにくいところまで成長してくれました。
登山のあり方も大きく変わってきました。ピークハントだけが目標とされてきたコロナ前と変わり、山の中で過ごすことの素晴らしさも再認識されています。
山の中で、本を読む。
山の中で、語り合う。
山の中で、携帯で映画を見る。
山の中で、仕事をする。
こんな当たり前や日常の中でやってきたことを、山の中でやる事が新しい価値観として定着してきました。
その変化をもっと楽しんで貰えないか。もっともっと山の中って楽しいということを伝えられないか。
昨年からずっと考えています…。