ご無沙汰のみちくさです…。
今年も忙しい夏が終わってしまいました。最新の山情報は、徳沢ロッヂさんのブログに任せてありますのでそちらをご覧ください(笑)。
今年の夏山。梅雨明けも例年より遅く、7月後半は比較的静かだったのですが、やはり山の日を挟んだお盆は大混雑しました。
さて当園ですが、その歴史は1885年に山小屋ではなく、牧場として誕生しました。時代や需要により姿を変え、今ある姿が、氷壁の宿 徳澤園です。
氷壁
もちろん、当園を語る上では欠かせない、井上靖氏の代表作「氷壁」から宿名を頂いております。
お客様から頂くお礼状にも、
しかし、段々と氷壁という小説を知らない世代の方も増えました。
フロントにいても、
「氷の壁って、何月くらいに来たら見れるのですか?」
という質問も増えました。
氷壁は、実際にあった事件を元に書かれた小説です。日本の登山史を語る上でも、重要な事柄も多く含んでいます。
せめて当園にお泊り頂いた方には、当園がどうしてこの国立公園の中で営業できるのか。
氷壁という小説を通して、登山界で知って欲しい歴史を分かりやすく説明した展示したコーナーを作りました。
ぜひ、ご宿泊の際にご覧ください。