2016年8月11日。日本で16番目の祝日。そして、世界で初めて山の恩恵に感謝する祝日。山の日を迎えました。
そして、その記念すべき第一回目の記念式典が上高地で盛大に執り行われました。
今年の上高地の話題は初めからこの日のことばかりでした。たくさんの方がこの記念すべき日のために尽力され、長野県、松本市、はこの栄誉を盛大に飾るべく計画をしてきました。
お盆前の最繁忙期に上高地で行われる。想像しただけでも気が遠くなる努力だったと思います。
式典には、大臣を始め、長野県知事などの行政関係者。各国の大使。そして、一般から選ばれたお客様まで400名が参加されました。そして、山の日制定に華を添えるべく皇太子様、皇太子妃雅子様、愛子内親王様もご参加されました。
上高地関係者でさえ記念式典への参加は難しい中、私たちは会場の外から式典を見守りました。会場からこぼれてくる音に耳を澄まし、厳粛な緊張感が上高地中に漂います。
そして、これでもかというくらい澄み切った青空の中にそびえ立つ穂高連峰を眺め、皆がこの祝日を粛々と噛みしめていました。
山に住む人も、街に住む人も誰もが山からの恩恵を受けて生きています。
お盆前のこの祝日。ぜひ来年からも山に多くの方がお越しいただき、その恩恵を再認識してもらえる祝日になればと思います。
皇太子様は、大の山好きというのは有名です。今回の式典参加も自らお望みされて実現いたしました。式典後、ご家族で上高地をご覧いただく時間があり、これ以上ない光栄なご案内役を当園の社長が申し受けました。
若旦那