ニリンソウが綺麗な時期です。今回、ニリンソウネタは徳沢ロッジさんのブログにお任せし、ニリンソウネタ以外をご紹介します。
上高地には多くの動物たちも住んでいます。よく目にするのは猿。こちらは、今では人間馴れをしすぎて会いたく無くても会うような状況でして、追っ払いの対象動物にもなっています。その次によく目にするのは、カモやオシドリ。運が良ければ日本カモシカ。見つけて嬉しいのはうさぎやオコジョ。今の何??って思うのが、アナグマやたぬき。時々目撃されるのはくま・・・。ただ、くまに関しては、人間が気づいた頃にはすでにあちらは安全な距離まで逃げています。
そして、私が目撃して一番うれしいのはキツネです。シュッとした体形に、素早い動き。かっこいい姿を年に数回しか目撃しない貴重な体験です。しかし、昨日ついに写真に収めました。アタフタしてカメラを持っていないと思いポケットに手を入れたら携帯電話を持っていました。焦る気持ちを抑えながら、撮影することができました。画像があまり綺麗ではありませんが、野ウサギを咥えてすぐに去っていきました。
もうひとつの遭遇。ある婦人から頼まれことをされていました。孫の誕生日を当園で祝いたいというご相談です。場所柄、あまり派手なことはできませんし、ハイシーズンとなると期待をされてもお応えできる余裕もありません。しかし、今回はおばあちゃまが孫の為にお祝いをしたいという、最近3人目の孫ができた女将の心を揺さぶる頼まれことでした。女将が率先して準備をします。
夕食後。
当園スタッフがサプライズでハッピバースデーで大声で歌いだしました。すると、事態を把握したのか、夕食をしていたお客様全員の大合唱となりました。
全員の花道を通り、別室に移されたご家族。そこには、女将が即席で用意した手作りケーキがありました。
主役の男の子は5歳。嬉しそうな笑顔の後ろで、おばあちゃまの涙が印象的でした。
最近、子供にやさしくなった徳澤園の一コマです・・・。
レポート 若旦那