朝晩の気温も氷点下になりもう間もなく冬に突入します。上高地で働くスタッフにとっては、もうすぐ下界に降りられる楽しみとここを離れる寂しさの交差する季節です。
先日は、恒例の徳澤園主と行くシリーズ”渓流に紅葉きらめく徳本峠越えツアー”が行われました。
今回、徳本峠の小屋番高山さんもご一緒してくれる豪華ツアーでした。(前回女将も参加としましたが、体調を壊し不参加となりました)
初日のお天気は申し分ないくらいの秋晴れに恵まれましたが、翌日の予報は一日中雨。急遽初日に楽しんでもらえる企画に変えさせて頂きました。
それは、高山さんがお勧めする徳本峠から一時間ほど離れた場所から見る秘密の穂高連峰。その景色をみた参加者の様子です。息を合わせたように皆さん同じ行動をされていました。
翌日は予報通り一日中雨。徳本峠越えをあきらめ上高地側に下山しました。
天気が悪かった際の徳澤園主の口癖。
「山は逃げないのでまた来てください」
参加された方に見せてあげたかった島々谷の紅葉。しかし天気にはかないません。申し訳ない気持ちでいっぱいですが、ぜひまた機会をお作り致します。
翌日は、また快晴にもどりましたが、山は真っ白になっていました。
これで、今シーズンのイベントものは全て終わりました。これからは、小屋閉めと徳澤園特有のお仕事が始まります・・・。
寒さに震えながらの・・・・。
野沢菜洗いが始まりました。
レポート 若旦那