先週の日曜日、女将と2人で出かけてきました。目的は、「救命救急講習」。
上高地、徳沢という下界とは違う特異な場所に住む我々として最低限の知識を見につけておきたい、そう思って出かけて行きました。
東日本大震災を通して、危機的状況に対する意識の高まりもあったのか、日曜の朝からにもかかわらず、たくさんの受講者が来ていました。
今回の大きな目的は2つ。心肺蘇生法とAEDの使用。これは命を救えるか否かの最も危機的状況に遭遇した時の手段で、素人にできる最大限の救命行為です。
テレビで見て知ってるからできそうかも・・・なんて思っていたものの、本番さながらの実践に入ると、胸骨圧迫、人工呼吸の大変さに女将も私も真剣・・・。汗をかくほどでした。
3時間の講習を終え、いただいた修了証にはずっしりとした重みを感じました。
出来ることなら使う機会が無いことを願うこの技術。けれど危険に対する備えをひとつでも増やしておくことは、恐れや不安の芽を少しでも摘んでおくことにつながるのだと思います。万が一が無いことを願いつつ、次回は上級救命講習にチャレンジしようと思った一日でした。
レポート 若女将