11月4日朝、最後のお客様を見送り、今シーズンの営業が終了しました。
まずは今年お越しいただいたすべてのお客様に感謝です。ご来園、誠にありがとうございました。
その後は一気に小屋締めの作業を完成させていきます。
家具のひとつひとつにシーツをかぶせ、すべての窓のひとつひとつに戸板をはめ込んでいくと、
館内の明かりが徐々に失われ、やがて最後は真っ暗になります。
正面玄関の鍵をしめ、カーテンを引くと、宿は静かに長い眠りに入るのです。
一年でもっとも寂しい瞬間。一年でもっとも穏やかな瞬間。
4月までしっかり休んで、また私たちを迎えてください。
下山の日、晴れやかな青空でした。今シーズンともに過ごしたスタッフ同士もお別れの時。
共有した思い出とともに皆それぞれの地へ帰ります。
半年間どうもありがとう。またぜひ会いましょう。
レポート若女将