26日、4月としては記憶がないくらいの猛吹雪。青々していたキャンプ場にも、20cmほどの雪が積もり、すっかり冬の上高地に戻ってしまいました。例年より、10日ほど春が早かったように思えましたが例年並みの陽気になりました。
27日には開山祭を迎えいよいよ上高地シーズンの始まりです。
28日朝6時に温度計を見るとなんとマイナス7度。秋よりも寒い朝を迎えました。それでも、お天気が回復し日中は10度を越え少し肌寒い程度の春らしい陽気になっています。
29日GW初日を迎え、キャンプ場のテントも多くなってきました。日中温かいお陰で、キャンプ場の雪は解け、キャンプをするのに支障はなさそうです。
混雑は例年通り2日から始まります。入山して10日ほど。スタッフもようやく去年の感を取り戻し、新人君たちも慣れてきました。
GW情報
気温 朝・晩はかなり冷え込みます。氷点下にもなります。フリース・ダウンジャケットなど、冬物でお越しください。歩いている時や、日中は12度程度ですので、脱ぎやすいものが便利です。
涸沢方面 先日の雪でかなりの積雪があります。ただし、登山道は、涸沢ヒュッテ・涸沢小屋さんの方で整備されています。軽アイゼン・ストックなどがあると便利です。ただし、雪崩の危険もありますので十分に注意して下さい。
蝶ヶ岳 先日の雪でかなりの積雪があります。また、徳沢方面の昇りは、樹林帯ですので、雪も深く、よく木ついています赤いマーキングを確認し登って下さい。
混雑 涸沢方面・蝶ヶ岳方面共に上りのピークは3日になります。
春山は特に、時間が読めません。無理・過信は絶対におやめ下さい。
レポート 若旦那