当園従業員には、お客様の前に出る際の制服があります。
夕方以降の制服は作務衣。
男子は黒。
女子は赤と紺各1枚づつ用意して、身なりから清潔感あるよう努めております。
昼間の掃除時及び喫茶営業時間に関してはオリジナルエプロンを支給します。
そして、その下には毎年この冬の時期に私が考えたTシャツやパーカーなどのオリジナルものを着て仕事をしています。
今年はフレッシュにだとか、山らしくになど色々考えて作成するのもこの時期の楽しみです。
先日、何気なしに入った洋服屋さんがありました。
なんかこだわりがありそうな服、懐かしい感じがする服が並べてあります。店員さんに話を聞くと、京都で一枚一枚すべて手作りだそうです。
「懐かしいくもあり、逆にスタイリッシュな制服があったらかっこいいな?。うちの従業員にも着せて、おしゃれにかっこよく働いてほしいな?」
と恐る恐る値札を・・・
やっぱり高い!!
毎年作っている予算よりオーバーしています。
目の前にチラシが・・・・
「オープン記念!!今ならお買い上げ商品すべてに、好きな1文字を刺繍いたします」
まさに、徳澤園の徳の字でも入れておけば完全なオリジナル制服の完成ではないですか。取り敢えず自分用に1枚購入しました。
勿論、1文字は「徳」です。
店「すみません。一文字ですが、篆書文字で入れさせてもらいます。何にします?」
若「なに?テ・テンショモジ??日本語ですか???取り敢えず道徳の徳の字で」
店「こちらになります」
それを見た瞬間今年の制服は決まりました!!!
私には篆書文字で書かれた徳の字。
心の部分がニリンソウに見えました!もう、これしかない!!
さて、あとは予算の問題です。
沢山買っても値引きしてくれそうもありません・・
この4年間。たくさん学んだことはありますが、一番学んだのは徳澤園流交渉術。
それぞれの案件に対して誰を巻き込むか。社長?女将??若女将???弟????
買い物に関しては間違いなく女将です!!
女将を味方につけ、若女将を巻き込みどうにかこうにか、今年の新しい制服を手に入れました!!
新しい制服を身にまとったスタッフがかっこよく働く姿を想像する。
ようやく、今年のエンジンが少しづつ入ってきた今日この頃です。
レポート 若旦那
オスティアジャパン http://www.koromo-kyoto.com/
明日から若女将と旅行に行ってきます。
毎年この時期にしか動けませんので私たちの旅行はこの時期の恒例となっています。
10日ほどで帰りますので、少しみちくさはお休みいたします。