みちくさブログ

美ヶ原高原

ご無沙汰しております。

書こう、書こうと思いつつなかなか更新できずに今日クリスマスを迎えてしまいました。山を下りて早一ヶ月半が経ちました。シーズン中とは違い、ゆっくりとした時間が流れています。この時期は、シーズン中の業者さんとの精算や来年度へ向けての商談。シーズン中の旅行会社様への挨拶回りや来季の企画提案など、仕事と託けて全国行脚しています。そして、昨日、今年最後の打合せを東京で終え帰宅致しました。さすがに、クリスマスは、家にいないといけませんので・・・

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先日、当園を知り尽くした名物ガイド”山崎邦彦”さんと若女将と打上げを行いました。

(山崎氏とは、私が上高地に戻った時よりお世話になっているガイドさんで、上高地を知り尽くした匠です。季節を問わず、上高地、北アルプスを案内する際には、必ず当園を利用して頂き、年間20日ほどは当園に宿泊する、ガイド兼広報部長のような存在です。いつも山崎さんと会うのは徳沢ですので、例年ですとネオンキラキラの町の中で打上げをするのですが、さすがに4年目ともなるとネオンもそれ程恋しくも無くなり、今年は山男らしく打上げも山の中でしようということになりました。)

今回訪れたのは、美ヶ原高原。観光都市松本の上高地と並んで人気の山岳観光地です。そこにあります”王ヶ頭ホテル”。最近よく耳にする評判のいいホテルです。すごくいい!感動した!!とはよく聞いているものの何がいいのか聞いておらず、取り敢えず松本駅で迎えに来たバスに乗り込みます。ここから約 1時間の場所にホテルは存在します。お迎え付とは何ともサービスが行き届いたホテルだなと呑気なことを思いながら・・・・。

乗車して15分山のふもとに到着。運転手さんが「ここから地獄が始まります!」とシャレを言ったかと思ったら、バスは大きく揺れだします。上高地での運転に慣れてはいるものの、上高地を超す揺れ方。外は次第に雪景色。バスは、夏には廃道として使われていない道を、冬はホテルに行くための日常道路として使っているそうです。(後で、わかったのですが、美ヶ原高原は、夏はビーナスラインを通ってホテルまで行くことができるのですが、冬は雪が深く通行止めとなっているため、ホテルの慣れた運転手による送迎以外車両ではいけません。ある意味、上高地と環境が似ています。)通常ではあり得ない程の急勾配な坂を上りホテルに到着しました。ここは、標高2000m。松本市内が標高600mちょっとですので、1時間で1500m近く上がったことになります。また、標高2000mとは、徳沢(標高1555m)よりも標高が高い位置にホテルが存在することで、ようやくこの価値を実感します。雲よりも高い位置に存在するホテルでありながらこの設備、このサービス。私の文章では使えきれないものがありますので、ぜひホームページをご覧になって下さい。

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美ヶ原高原は国定公園で、上高地は国立公園という規則の違いはありますが、同じような環境下の中、努力を惜しまず発展的な営業を続けている王ヶ頭ホテル。特に、冬に営業を続けているとなると、その大変さが痛いほどわかります。水道・暖房・ゴミの問題から、除雪まで考えただけでも苦労が伝わってきます。にも拘わらず、心温まるホテルである。この時期、色々な観光地、宿に出向いて勉強をさせて頂いている自分にとって一番刺激になった場所となりました。ぜひ、皆さんも一度訪れてみてください。

レポート 若旦那

すごくいい!感動した!!これが私の感想です。

誰かに紹介したくなるホテルですが、すべてを言ってしまうと手品のネタを言ってしまっているような気がします。だから、何が・・・とか何で・・・というのは敢えて言わない。そして、紹介された人が現地でそれを実感する。

何とも不思議な魅力です!!

山崎 邦彦 http://www.office-yamasaki.com/

王ヶ頭ホテル http://www.ougatou.jp/

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