
2010年07月29日
梅雨明けし毎日毎日本当にいい天気です。梅雨時期はこのまま晴れる日は来るのだろうかと思っていましたが、果たして雨は夏の間に降るのだろうかと思ってしまします。
海の日より始まった夏山シーズン。例年同様沢山の方がお越し頂いています。私はというと、昨年までは顔見知りの人を見つけては、コーヒーを飲みながらお話をするのが仕事だと思っていましたが、若女将のいない今年は例年の10倍働いています・・・。
海の日以降の7月は学校登山などイベントがたくさんあります。今年は1週間で600人以上の生徒さんが当園を利用してもらいました。それぞれ学校色が出る林間学校。徳本峠や蝶ヶ岳。また、徳沢までと。どの学校もお天気に恵まれて最高の林間学校となりました。
さて、この時期になると当園も登山のツアーが多くなります。春のツアーは当園までの観光ハイキングツアー主体ですが、夏山・秋山は槍や穂高などの登山ツアーに様変わりします。皆さん、大きなリュックを背負い夏山ムードバリバリの季節なのですが・・・。時代は変わるもので・・・。
昨年から山を訪れる若者が増えてきたこと。山ガールなるスカートをまとったおしゃれな女の子が山に溢れていることは、何度かみちくさ内でも書きましたが、今度は山ヨガブームが来ているそうです。そういえば、何度かお天気がいいキャンプ場で体をクネクネさせながら、もがいている若者を何度か見たことがありました。あれは、ヨガだったんですね・・・?そして、ついに山ヨガツアーなるツアーの予約が入ってきたのが、今年の5月。集客できるか不安もありましたが、満席で先日ヨガツアー御一行様がご来園頂きました。
参加者のほとんどは若者です。勿論、雑誌を飛び出してきたような最新の山ガール達です。これだけ、派手な集団ですので、あれは何の団体なのかと沢山の方に聞かれました。
夕陽に染まるキャンプ場で、穂高連峰を背負いながらヨガ。
朝靄が立ち込める、冷たい空気が張り詰めた河原でヨガ。
神秘的な聖域の中で繰り広げられる、独創的な曲線美。
なぜ、今まで気付かなかったのかと思うくらい、奥上高地に解けこんでいました。
最後には、若女将もいませんので、山ヨガガールに囲まれ最高の笑顔で一枚写真を撮らせてもらいました。
これから新山者としてキャンプ場に登場する回数も多くなりそうです。
レポート 若旦那
2010年07月26日
誰でも夢と言うのはもっているもので。それが人生の中で叶う人と叶わない人がいるもので。大切なのは夢を思い続けることだと思います。
さて、再三みちくさ内でお伝えしてきた女将。鬼にも乙女のような夢がありました。昨年の7月25日「声援」というみちくさ内でもちょこっと書きましたが、いつの日か家庭画報に徳澤園を載せたいという夢を、熊本天草から上高地に嫁に来た時よりもっていました。相手は、超一流雑誌。一枚ウン十万円するような洋服や、一泊何万円もするような高級旅館など、一流という言葉に相応しい品、場所、趣味が紹介されています。とても小さな山宿が入り込む雰囲気ではないのですが・・・。
6月のとある日。一本の電話が入りました。
「家庭画報編集部ですが、推薦がありまして徳澤園さんを取材させてほしいのですが」
はっ?
誰が??
下界で暇している若女将の悪戯???
新手の詐欺????
震える手で、
「では、お待ちしております・・。」と受話器を置きました。
取材前日
いつになく弱気な女将がいました。今月の家庭画報を片手に
「私は家庭画報に載るんじゃなくて、家庭画報をゆっくり読むような生活をしたいわ」
と若女将に嘆いています。
取材日
いよいよ取材日がやってきました。女将もどこか落ち着かない雰囲気です。そしてその時は来ました。
家庭画報 「こんにちは。家庭画報です。」
女将 「32年間、お待ちしていました。」
家庭画報 「????」
スタッフ一同「おいっ!昨日までのあの謙虚な気持ちはどこにいったんだ!!」
当園を推薦してくれたのは、あの登山家、田部井淳子さん夫妻でした。今回も、取材に同行してくれています。そして、忙しい合間をぬって家庭画報編集長も同行しています。編集長にお話を伺い、当園の紹介を余すことなく女将が話します。いつも以上のパワーです。当園スタッフの新美君が、「今日の女将さんいつも以上にすごいですね・・・」とこぼしています。
家庭画報さんも今回の山特集には賛否両論が出ていたそうです。家庭画報で山特集をするのは、なんと創刊号以来だそうで、その当時、山は高貴な趣味であった時代です。そして、時代は変わり、豊さを求めた贅沢な物、嗜好が好まれました。そして贅沢品で溢れた現代。本当の心の豊かさを伝える家庭画報が行きついたのが豊かな自然だったそうです。
勿論、今回の取材が女将の夢であったことも話しました。そしたら、なんと編集長の友人がみちくさの愛読者で、そのことをその友人から聞いていたそうです。ふざけながらやってきたみちくさが親孝行をするとは夢にも思いませんでした。
取材も終わり先日、家庭画報さんからご連絡を頂きました。ぜひ、みちくさで今回の取材のことを書いてほしいという嬉しい内容です。
家庭画報 9月号 7月31日発売
「登山家 田部井淳子さんと歩く 百名山の魅力」
http://www.kateigaho.com/magazine/notice/
女将からのお願いです。当園はチップは一切いりません。しかし、今回だけ。今回だけははチップだと思って立ち読みせず購入しゆっくり家で読んで欲しいとのことです。
レポート 若旦那
2010年07月15日
毎年のことながら、梅雨最後の大雨により上高地の道も大きな被害を受けました。連休前ということもあり、行政の方々の協力のもと復旧が急ピッチで進んでいますので、今回の連休には通常に戻る予定ですが、梅雨時期の雨は雪解けと重なり大変です。
さて、今日は連休前の最後の大仕事を行いました。昨年、常連のある社長さんがいらっしゃるのですが、一緒におしゃべりしていた時のこと。
社長 「ねえ、何か欲しいものある?」
若 「テント欲しいですね」
社長 「じょあ、今度持ってきてあげるよ」
若 「期待しています」
と軽い立ち話をしていたのですが・・・。
数ヶ月後
テントが届いたから持って行くよという連絡が入りお持ち頂いたのですが・・・。ボストンバックのような入れ物に入っています。で・でかい・・・。でかすぎる・・・。
社長 「どうせだったらさ、この世で一番でかいテントをアメリカから取り寄せたよ!!しかもわかりやすいようにテントにロゴも入れておいたから!!」
このテントは、ヒマラヤ登山隊などがベースキャンプに張る本部用テントであり、寝ようと思いえば20名くらいは寝れる大きさです。金額で言えば、軽自動車が買えてしまいます・・・。うちのスタッフが「私の住んでいたアパートよりも広い」と嘆いていました。
そんなエピソードがあり、当園には日本一、いや世界一大きなテントを持っています。今年のゴールデンウィークに一度キャンプ場に張ったのですが、テントの前を通った方皆さん、前で記念撮影をしていました。
来週より学校登山も始まりますので、子供達にも見せてあげられるチャンスと思い、本日このマンモステントを張り始めました。
ただし、テントと言うよりもプレハブに近い感じですので、設置は本当に難しい。数十本のポールを右へ左で組み合わせます。当園のエリートスタッフ4人をもっても一向に進みません。普段使わない頭をフル活用し、説明書と睨めっこが続きます。
男だけではらちが明かず、最後は頼みの綱ちーちゃんまで参加しようやく完成しました。
作業開始3時間。素晴らしいテントです!!そして、ここがヒマラヤでなくてよかった。もしここがヒマラヤだったら、最新のテントはありますが、間違いなくテントを設置する前に凍死していることでしょう・・・。
レンタルテントも設置しいよいよキャンプ場も夏山モード全開です。
レポート 若旦那
2010年07月12日
7月に入り梅雨らしい梅雨を迎えています。晴れ間も覗くのですがなかなかスカッと一日晴れ渡ることがありません。しかし、暦は確実に進んでおりまして、海の日からは本格的な夏山シーズンが始まります。そろそろ夏の準備に取り掛かり始める時期です。
館内の準備はお天気関係なく進むのですが、キャンプ場の整備はお天気と睨めっこしながら行います。あまり早く始めても、この時期の草はすぐに伸びますので、なるべくギリギリで草の整備をしなければなりません。今年は、嬉しいことにテント宿泊の学校登山が、もう一校加わりました。昨年、大金を叩いてレンタルテントを新調した甲斐があり、胸を張ってお貸しできるようになった結果です。
さて、例年通りテント張りを始めようと思っているのですが、天気予報を見ると一週間ずっと雨マークがついています。そのうち晴れるだろうという甘い考えをしていたのですが、明日からは豪雨だとニュースが伝えていました・・・。実は、テントを新調して快適にはなったのですが、張るのに今までのテントの倍の時間がかかるようになりました・・・。もし、当日までに張り終わらなければという不安感があり、本日より雨の中キャンプ場の整備及び設置が始まりました。
どこか、懐かしい感じです。よくよく考えると小学校時代、お盆を過ぎて宿題を見てみるとまだ何もやっていない。そして、女将に当園スタッフの中で頭のいいスタッフが集められます。我々兄弟の宿題をやらされるからです。懐かしい感じは、あの光景とかぶったからです。(但し、大人の手助けがありますので、宿題を間違ったことがありません。工作なんかは、大人の作った作品ですので、ずば抜けて素晴らしい作品に仕上がっていました。但し、日記は毎日「今日山に行きました。」から始まります。)
17日の海の日から夏山シーズンが始まります。それまでには、テントも張り終え、梅雨が上がっていることを祈る毎日です。
レポート 若旦那
