
2010年01月27日
2月になるにつれ、今シーズンの予約問合せのお電話が増えてきました。
本当にありがたいことです。
2010年シーズン予約開始日は例年通り
2月1日 午前9:00
予約電話番号 0263-94-2438
より開始いたします。
皆さまのご予約心よりお待ちしております。
(尚、例年10月体育の日の3連休は大混雑が予想されます。
大変恐縮ですが、10月9日(土)10日(日)の個室利用は、
4名様1室でお願いいたします。)
2010年01月16日
先日、今シーズンの打合せ等を兼ねて東京に行ってきました。この時期、打合せという言い訳が通じるため、若女将にも胸を張って一人で東京に行けるため嬉しい季節の一つです。しかし、今回だけは仕事中心の行程でしたが(涙)・・・。
まず、お邪魔したのは業界大手クラブツーリズムさん。さすがに、メディア販売の元祖会社。オフィスも立派です。
担当のKさん(学生時代ワンダーフォーゲル部で主将も任され、山小屋でアルバイトもしていた程の山男)とは、今年一緒に年越しも迎えた仲の、若き優秀な担当者です。今シーズンも、独自の視点で、参加者の立場、技術にあったツアーを組んで頂きました。
時々、登山ツアーの賛否は聞きますが、私はツアーに関しては賛成派です。登山と聞くと敷居が高い趣味だと思われている方がたくさんいます。しかし、身近にはそれを指導できる人を探すのは大変です。ツアーに参加し、山の魅力に気付かされた方も多くいます。趣味の間口を広くし、多くの方に山の魅力・正しいルールを知ってもらうには最適だと思います。
次にお邪魔したのは、昨年7月のみちくさ「日本男児」でご紹介したJ学園。当園を利用した際に、あるきっかけから井上靖先生の小説「氷壁」の題材にもなった「ナイロンザイル事件」について、この半年学習をしてきました。その集大成として、「石岡繁雄が語る - 氷壁・ナイロンザイル事件の真実」の著者である相田武男さんを迎え講演会が行われました。そのゲストとして、小生も伺いました。中学生が、闇に葬られそうになった複雑な事件に興味を持ってもらえた嬉しさ。半年前よりも成長した生徒に会える懐かしさ。最後には、3年前にお会いした高等部の生徒さんも一緒に、16年ぶりに学校給食を一緒に食べさせて頂きました。(勿論厳しい学校です。300名以上の生徒の食器は生徒自身が洗います!!)
その次は、私たち夫婦の古巣近畿日本ツーリストへ。ここ数年意識して行ってきた若い人を山へ連れて来たいという行動が、少しずつ目を出してきてくれました。私立学校を中心に顧客を持つ、KNT第三教育旅行支店。若女将の同期でもあるMさんを中心に、夏山キャンプの良さを学校側に伝え、今年は新しい学校を次々と誘客して頂きました。今年のキャンプ場は、若い活気あふれる光景が見られそうです。昨年、レンタルテントを新調した甲斐もありました。
最後は、雑誌「山と渓谷」さんへ。涸沢フェスの際に徳沢地区担当だった、湯浅さん、佐々木さん、田中さんとの久々の再会。最後に、キャンプ場で男4人、ファンタで乾杯したあの時を思い出します。会社に入るなり、勿論、今回もファンタが用意してありました。思い出話を肴に夜遅くまで夜の東京ナイトを愉しみました。
この仕事。本当に多くの方と知り合いになれます。また、過酷な境遇での出会いの為、他業種の方一人ひとりと深くお付き合いすることができます。沢山の方々に支えられていることを再認識しました。皆さん、今年も山の中でお待ちしています!!!
PS
勿論、会社・学校を訪問するに当たりスーツでお邪魔しました。お会いした方すべての方に、
「作務衣の印象が強いんで違和感がありますね」
と言われました。今度は、作務衣でお伺いします・・・。
レポート 若旦那
2010年01月05日
新年あけましておめでとうございます。今年も徳澤園並びにみちくさをよろしくお願いいたします。
先ほど、無事極寒の上高地より生還致しました。昨年の29日に登ったのですが、当日の気温を電話で確認したところ、天気は申し分ないとのことですが、気温がなんとマイナス21度・・・。人が生きていけるのですか??と私自身が疑問に思います。しかし、結局1月4日までの7日間滞在し晴れたのは、この日が最後でした。後は毎日毎日猛吹雪。最終日の4日だけは少しだけ天気が回復しましたが、それ以外は3m先が見えない日が続きました。今シーズン初穂高を拝めたのも、4日のことでした。
釜トンネル前では、遭難対策協議会の皆さんが冬山登山の検問を行っていました。夏とは違い、行程の確認、装備一つ忘れただけで大事故につながります。しっかりとした装備と計画がなければ決して立ち入ることのできない世界ですから。
29日。痛いくらいの寒さの中にもいいことはあります!!大正池の畔では、湿気が多いため、急激に温度が下がると水滴が木々につき、クリスマスツリーのような白銀に光る木々を見ることができます。
毎日、毎日。雪、雪、雪・・・・・・・・・・・・・・・・・。
雪が降っても、河原などはあまり積りません。なぜなら、風が強く吹き飛ばされてしまうから。
しかし、建物の近くは逆に吹きだまりとなり恐ろしいことになります。
前に紹介した、イギリス製のステンドガラスではありません。人の湿気で、室内のガラスは凍ってしまいます。
今回初めて"テン"を見ました。クリーム色のふさふさの毛で覆われ愛くるしい姿でした。残念ながらカメラには収めることができませんでしたが、動物の足跡は至る所にありました。何を食べているんだろうか??すごく不安になります。恐らく写真のように何も食べ物がなくなったら上高地に生息している笹を口に含み飢えをしのんでいるのでしょう。無残に食い散らかされた笹を見つけた時に、少し胸が痛みました。
前穂はやっぱり雄大です。ただ、震えるくらい恐ろしくも見えます。
いつものメンバーも揃いました。昨年も紹介した徳澤乱酒会・・・いや、「徳澤山酒会」の皆さんです。年に一度年末年始にこの冬季小屋に集まります。冬の北アルプスがきっかけで、赤の他人同士が一人。また、一人。年末年始に一度しか会わない乙姫と彦星のような存在が、いつの日か、長い年月をかけ生涯の友になった不思議な会です。年齢も住所も職業もみんなばらばら。共通点は、冬の北アルプスと酒!!でも、社会に出て、仕事やお金などを抜きにして出会ったこの会は、いつも温かみを感じます。年に一度しか会えない友の為、極寒の雪道を7時間歩き、今年一番の酒の肴を持ち寄る。粋じゃないですか!!よく見たら今年はユニフォームまで揃えていました。
おまけ 最終日。女将と二人で徳沢を後にしました。先月女将はオーストリアに三週間も遊び・・・いや研修に行ってきました。その際に、購入した毛皮のブーツを履いていました。全く北アルプスには似合わないブーツです。それに、コートは最近ハマっているユニクロ。最近デビューですので、ユニクロをよくクロネコと言っています。昨年も申し上げましたが、30年以上通わなければこの格好で北アルプスの地は踏めません。間違いなく、釜トンネルで遭難対策協議会のスタッフに"帰れ"と怒られます!!
