
2009年06月29日
最近のみちくさ。身内ネタばかりですみません・・・・。お客様が一番少ない時期で尚且つ、お花が終わってしまった時期ですので、なかなか事件・報告がありませんので・・・。という訳で、今回も身内ネタを書かせて頂きます。
6月26日夜
小田和正の曲が流れ始め電気が消えました。すっかり忘れていたのですが、5年前、とあるホテルで愛を誓い合った夫婦がいたそうです。私です・・・。
思い返せば、6月に結婚式を挙げ、直に上高地に入りました。私は、ここで育ったので、上高地での生活の勝手はわかっていましたが、若女将は慣れない生活と直ぐに始まった夏山シーズン。苦労のエピソードが絶えません。
まさか、吉幾三の名曲「テレビも無ェ、ラジオも無ェ、車もそれほど走って無ぇ」と言う現実を、東京で活躍していた女性には伝えられなかった・・・。さらに吉幾三も想像できなかった、「電気も無ェ、(携帯電話)電波も無ェ、冬には人も住んで無ェ」を新たに付け加えなければなりませんし・・・・。
騙されて結婚したケースは多々ありますが、もしかしたらうちの若女将こそ、Best of 結婚詐欺かもしれません。結婚前に、話していたのは、旅館をやっていることぐらいでしたから。
Episode 1「風呂」
夏は、お客様も多く、我々の終業も遅くなります。自家発電ですから、22時には電気を止めなければなりません。勿論、遅くなった日には、消灯後にお風呂に入らなければならず・・・・。
嫁「電気消えて真っ暗だけど、どうやってお風呂に入ればいいの!!!」
自分「そういう時は、ヘッドライトをつけるんだって」
嫁「裸にヘッドライト???」
自分「それしか方法ないし」
それから、毎日、裸にヘッドライトでお風呂に入らせました。
Episode 2「水道」
我々が使う洗面所は、山水を引いて来ています。すると、途中でホースが外れたり、つまったり、水道管自体が凍ったりで水が出ないこともしばしば。
嫁「水道の水が出ないんだけど、明日の朝どうやって洗面や歯磨きするの!!!」
自分「裏の川は、水枯れないから、明日から川で顔洗って」
それから、しばらく朝5時に川に通わせました。
続く・・・・・・・・・
しかし、幸いなことにうちの嫁には適応能力がありました。真っ暗な朝5時。電気もない部屋で、ヘッドライトを顔に向け、その光だけで化粧もできるような応用能力まで備わっておりました!!そして、今では、恐らく真っ暗なお風呂に、ヘッドライト無しで入れる人並みの以上の視力・度胸・根性まで手に入れたはずです。
甘い結婚記念日とは、縁遠い生活の中5年が過ぎた今日。うちのスタッフ達が、内緒で結婚記念日を祝ってくれました。夕食は、おしゃれなイタリア風前菜とリゾットです。似顔絵風船による演出もあります。結婚式で流した、小田和正のバックミュージック付です。さらに力いっぱい歌も歌ってくれました。私自慢の素晴らしいスタッフに囲まれ、結婚式よりも嬉しい記念日になりました。
ありがとっ!!!!!!!!!!!
私は、ここで一生を暮す覚悟をしています。恐らく若女将は、ここで一生暮らさなければいけない覚悟ができてきたはずです。皆様、これからも、若輩者の二人ですが、ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いします。
レポート 若旦那
追伸
さっき、5年間ずっと一緒に働いてきてくれたアキが来ました。「この5年間で、今年が一番嬉しそうに笑っています!!!」と言われました。厳しい世の中ですが、毎年毎年楽しくなっていきます。お客様に励まされ、いいスタッフに囲まれ、最高に楽しい人生です!!!
だよね?若女将???
2009年06月26日
6月21日。日曜。 いよいよこの日がやってきてしまいました。
それは「第4回乗鞍天空マラソン」。 チームトクサワエンの力が試される日です。
10日ほど前から早朝ランニングを行ってきたものの、たかだか2キロ程度の距離しか走ったことのない私たちが、いきなり30キロの本格マラソンに乗り込みです!
幸か不幸かその日は朝から雨。でもそんなの関係ないくらい皆早朝から妙なハイテンションで、おそろいのピンクの徳澤園Tシャツを着用し、記念撮影を済ませ、心配顔の若旦那に見送られつついざ出発です!!
スタート地点となる乗鞍観光センター到着。受付をすませ、更衣室で準備しながらあーだこーだと緊張感ゼロの会話を繰り広げていると、雨の為コース短縮の知らせが入ってきました。当初予定の30キロから23キロに変更です。その時は、ふぅ?ん、そうなんだぁ?、くらいにしか思ってなかったけれど、あとになって思えばこの7キロの短縮は大きかった!! その点では雨に感謝です。
大会実行委員長である社長と合流し、またまた記念撮影を済ませ、いよいよスタート地点へ。約1,200人のランナーが勢ぞろいです。格好や持ち物が明らかに素人の私たちは、まわりの人々の「本気」の格好と気迫に圧倒されつつも、最前列を陣取りました。
(スタート後は一瞬で後続の人々にどんどんと追い抜かれていったのは言うまでもありませんが・・・)


23キロとはいえ、往路は1,500メートルから約2,200メートルまでの登りオンリー。ときには激しい雨にうたれながら、途中からはほぼ「歩き」です。折り返して早々に駆け降りてくる「本物」のランナーたちに励まされつつ、這うように折り返し地点まで行きました。
そこで配給されたバナナとおにぎりのおいしいこと! 元気を取り戻し、後は下りなので気合いを入れなおし走りはじめました。
あと少し、あと少し、と思いつつもなかなか先の見えない長い道のりでしたが、ようやく待ちに待った感動のゴール。長い長い23キロを走りきった爽快感は途中の苦しさすべてを忘れさせてくれました。出場した4人全員無事完走です。
その頃には雨も上がり、さわやかな太陽が顔を出していました。

夜は打ち上げを兼ねてみんなで温泉付きコテージへ! 焼肉にお酒、そしてレース中の珍事件などの思い出話に花が咲き、夜は早々にふけていったのでした・・・。


翌日の車中。襲ってきた疲労感と睡魔に耐え切れず、爆睡zzzz(特にまみちゃん)。
仕方ないです。だって人生初、23キロ走り切ったんですから・・・。
応援、心配、アドバイス等々くださったすべての方々に感謝です。
そしてチームトクサワエン、すでに次の大会を模索中です!!
◎レポート若女将(総合839位 タイム3:03:15)
【チームトクサワエン メンバーコメント】
◎まみ(総合845位 タイム3:03:50)
「疲労感と睡魔に耐え切れず爆睡してしまい、ひどい顔を全国にさらしますが後悔はありません!!! ビバッ!!!マラソン!!! サンキュー!!!NORIKURA!!!」
◎のぶこ(総合873位 タイム3:07:36)
「行きの車で'情熱大陸'のテーマソングを聴いた瞬間から気分はカメラに追われている設定なチームトクサワ軍団。次回はビデオを片手に自主制作を決意。ゴールのあの爽快さは忘れられません。」
◎あさこ(総合959位 タイム3:21:10)
「言いだしっぺの私。正直マラソンを甘く考えすぎていました・・・。前日までの練習で
どんくさい私は足首を痛め、途中本当に痛くてつらくて"破棄車"に回収されることも
考えましたが、応援してくれた皆の言葉を思い出し、無事にゴールすることができました。応援して下さった皆様、本当にありがとうございました。」
◎あき
「体調不良で出場はできなかったけど、走り終えたみんなの笑顔を見て、心から嬉しかった反面、すごくうらやましかった!! 次回は必ず出場しまっす。仲間の完走と最高な笑顔に感動した一日でした。ありがとうございました!!!
徳澤園社長&天空マラソン実行委員長より
「4回目の大会にして初めての身内ランナー。スタートして2時間半経過。迎えにも行きたくなる気持ちをおさえる。途中棄権か?とも頭をよぎる。3時間を少し回ったとき、チームリーダーの藍がゴール。目が点。焦点が合っていない・・。2番目、体力を豪語した麻美。
3番目、姉ちゃんを置いてきた信子。それからしばらく待ち続けること麻子が夢遊病を伴ったような顔でゴール。全員完走であらためてチームトクサワエンの根性に敬服。
今日は完走したから大女将杯も出るらしい。
すばらしい娘たちに感動し、泣かされ、誇らしげな一日になった。
とにかく、ごくろうさん。
追伸:この度本大会に参加していただいた1,150人の皆さま、お疲れさまでした。
ゴール後コースに一礼している真摯な姿に日ごろ忘れかけている純粋なものを見、目頭が熱くなりました。応援および関係者一同、力と感動をいただきました。
また来年もご参加よろしくお願いいたします。
2009年06月22日
上高地にはたくさんの動物が住んでいます。今よく目にするのは、サル。そして、運が良ければ日本カモシカ。私たちが住んでいて一年に3?4回目にするのは、タヌキ・キツネ。一年に一度程度、月の輪熊・アナグマ。それぞれの印象は違いますが、キツネなんかは、今でも目にするとその妖艶な姿に興奮します。
しかし、幼少期(20年程前)はこの順位に入っていない動物を、月に2?3回は目にしていました。それは、うさぎです。夜なんかは、目が光るのでよく目につきましたし、そこら中を闊歩していました。ところが、最近は全く目にしなくなりました。社長もよく「ウサギは全滅した」と嘆いていました。恐らく、何かうさぎ特有の病気が蔓延してしまったのではないでしょうか?
梅雨に入り人気が全く無くなった上高地。キャンプ場にも、テントはありません。商売上はあまり喜ぶことではありませんが、本当に静かな上高地はいいものです。そんな、静寂なキャンプ場を眺めていると、今朝、何か飛ぶように走る動物が。うさぎです。思わず目を疑いました。上高地に帰ってきて5年。その姿を見るのは20年ぶりです。
ペットとして飼われているうさぎは、どこかのんびりとしたイメージがありますが、野生のうさぎは、耳がピンと天を突きさし、全く筋肉に無駄がありません。色は、鉛色の光沢があり、洗練された兵隊のような印象を持ちました。直ぐに、カメラを取りに走りましたが、それを察して、飛ぶように森の中に消えていきました。(その姿を写真でお見せできないのは残念です。うさぎとは対照的に、焦った時の人間は本当にドンくさい・・・)
上高地でうさぎに会ったら、それはあなたにとって幸運の兵隊となるでしょう!!
朝から、嬉しい気分になりました。
レポート 若旦那
2009年06月15日
今年も上高地音楽祭に出場いたしました!! といってもメインゲストさとう宗幸さんの
ステージの合間に登場するコーラス隊としてです。
地元で活動している「あしびきコーラス」に、上高地音楽祭の時だけ助っ人(?というほどの歌唱力はありませんが・・・)として参加させてもらっているため、毎年出演しているのです。
雨の予報ではなかったので完全屋外の小梨平でのステージでしたが、風が強く、どうも雲行きもあやしく、不安をかかえながら出番を待ちました。
そしていよいよ出番です!
ステージからみると、たくさんの観客の中には常連のお客様のお顔がチラホラ・・・。
緊張して歌詞をまちがったり音をはずしたりしては大変なので、この日ばかりは知ってるお顔も皆「じゃがいも」だと思わせていただきました。
順調に歌えたけれど、最後の曲のサビの部分ではげしい雨が・・・。
それでも私たちの歌声を聴き続けてくれたみなさまに感謝!でした。
出番後はさとう宗幸さんのステージに後ろ髪をひかれつつも(とってもダンディで素敵でした)急いで徳沢に戻ってきて、音楽祭を聞いたあと来てくれた宿泊のお客様をお迎えしました。
「よかったよ?」といってくれるお客様の声、お世辞でもうれしかったです。
ありがとうございました。
P.S これで毎週木曜日の夜のコーラス練習がなくなるのはさみしいのですが、かわりに(?)毎朝走る練習をはじめております。
レポート若女将
2009年06月04日
徳澤園主と行く神秘の奥又白池へのご案内
前穂直下に存在する「奥又白池」。知る人ぞ知るこの神秘の池は名作「氷壁」にも登場します。前穂を背景に、突然現れる、奥ゆかしきも堂々たる奥又白池を、当園主がご案内致します。
日時:9月11日(金)?13日(日) 2泊3日
■費用:
◎相部屋利用
------------------------------------25,000円
◎個室利用(3名以上1室)
------------------------------------33,000円
◎個室利用(2名1室)
------------------------------------35,000円
■内容:当園宿泊代(2泊5食)、山岳保険代、ガイド料
■難易度:中級から上級 往復コースタイム7時間
■最小催行人数:10名
<注意事項>
・雨天など天候の判断で中止になる場合が御座います。
・当園主の他に、信州まつもと山岳ガイド協会やまたみのガイドも同行致します。
・11日は当園に集合して頂き、12日山行になります。
・最小催行人数に達しない場合、ツアー催行されない場合が御座います。ご了承下さい。
申込先:氷壁の宿 徳澤園 奥又白池係
2009年06月03日
そろそろかなぁ?と思っていたしゃくなげが、今朝見に行くときれいに咲いていました(^v^)
徳澤園裏の蝶ヶ岳登山道を少しのぼった尾根にある群落。年によってあたりはずれは多少ありますが、今年もきれいに咲いていますので必見です!
ラショウモンカズラやツバメオモトなども今まさにきれいです。
小梨はつぼみが膨らんできて今にも開きそう・・・。
徳澤園前のしうりざくらの花は小さなつぼみなので、もう少しですね。
日々変化する花々、見ていて楽しいものです。
レポート 若女将
2009年06月03日
夏・秋と春の大きな違い。それは、昼間の喫茶が暇なこと。
夏・秋は山を目指す人たちで一日中人の流れがあるのですが、春は徳沢までの方が多いので、夕方ころには人が増えますが、昼間は本当に静かなほのぼのした感じです。
そうするとスタッフ同士の雑談も多くなるわけで・・・
A 「私、いつかはホノルルマラソンに挑戦しようと思うんですよね」
B 「無理でしょ」
若旦那 「まぁ、その前に日本の大会に出れば」
A 「そんな大会あるんですか?」
若旦那 「そういえば、乗鞍で数年前からマラソン大会やってるよ。いつかわかんないけど。調べてみるか」
若旦那 「おい。今月の21日だって」
若女将 「暇な時期だからみんなで出ようか」
というわけで、話は盛り上がり「乗鞍天空マラソン」に出場することになりました。
「ちーむとくさわ」として5人出場します。1,000名以上が参加する大きな大会です。
日本最高地点に伸びる乗鞍エコーラインを駆け上がり、高低差700m。
最高高度は2700mという過酷な大会です。
ちーむとくさわメンバー
▼選手 ▽選考理由
若女将 ... とりあえずキャプテンとして
アキ ... 5年も当園で働いているから
アサコ ... 言いだしっぺだから
ノブコ ... 姉だけでは心配だから
マミ ... 元気が取り得だから
そして、社長に報告。
若旦那 「みんな天空マラソンに出たいらしいけど・・・」
社長 「おー。いいじゃん。天空マラソンの実行委員長は俺だし」
若旦那 「はっ???」
いつの間にそんな役職受けていたんですか・・・???
社長 「スタートのピストルも俺だ」
というわけで、6月21日の本番に向けて本格練習が始まります。
夜ミーティング風景
「どんなユニフォームにする?」
「やっぱりお揃いでしょ」
練習を先にしろ
レポート 若旦那
2009年06月01日
ニリンソウ、満開です! こなしのつぼみもふくらみ、エゾムラサキやラショウモンカヅラなどの花々も咲き乱れ、最高の花期を迎えています。
この時期は、徳沢キャンプ場にあるニリンソウの群落を見に、ご宿泊以外でもたくさんのお客様がいらっしゃいますが、今年はなんだか目立って欧米人の方が多いような気が・・・・。
そういえば、「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」というフランスの有名雑誌ミシュラン系観光雑誌で上高地は2つ星を獲得しましたが、その影響でしょうか???
ということで、ある日から徳沢に来てくれた外人さんを追いかけ、写真をとらせてもらうことにしました。スコットランド、オランダ、フランス、アメリカ、オーストラリアなどなど、国は様々ですが、どの人たちも気さくに笑顔で突然の
"Take Picture???" と "Web Up, OK...???" の
2種類の英語を引き下げに私に、笑顔で応じてくれました。
日本人との感覚とは違い、ちょっとそこまで行こうかって感じで片道2時間の道のりを歩いて来てくれます。ラフなカッコとサンダルで、天気がいいから行ってみようって感覚です。
私たちが海外旅行をする場合、きちっと下調べをし、計画を立てて旅行するスタイルとは全く違っています。フランスからわざわざ来られたご家族は3泊もして頂きました。勿論、計画はその日のお天気と気分しだいで、晴れたらハイキング。雨が降ったら本を読む。そんな過ごしていました。なんか、その余裕が羨ましく思います・・・。
行程表は天気と気分。
カメラは記憶と思い出。
いつの日かそんな旅行をしてみたいものです。
レポート 若旦那
来ていただいたアメリカのお客様に、
「なぜ、徳澤園だけ英語のホームページが無いんだ?逆に気になって来てみた。」
と言われました。よく見ると、上高地施設の中で、英語のホームページを持ってないのは当園だけでした。
この国際的な時代に完全に乗り遅れていると若女将が、現在急ピッチで作成中です。