
2009年05月25日
5月22日 今日は、当園社長の60歳の誕生日。
昨年は、なんと自分で誕生日ケーキを買ってきてスタッフに「今日は、俺の誕生日だよ」と宣伝しながら迎えた誕生日・・・・今年は、還暦の節目の年。スタッフみんなでお祝いしようと、陰で計画をしていました。
お客様の夕食が終わり我々の夕食時。
パッと電気が消え、ちーちゃん(昨年の6月みちくさ内で紹介)のウクレレの演奏とスタッフの歌声の中社長の60歳のお祝いをしました。スタッフ全員で選んだ赤のウールジャケットと我々夫婦で選んだ最高のプレゼント「養毛剤リアップ」を渡しました。
還暦を迎え
昭和47年 大学卒業と同時に徳沢に帰りました。本当は人並みに他人の飯を食いたいとフランスのシャモニーにあるアストリアホテルの内諾を頂いておりましたが、親父の一言で帰らざるを得なく、思い通りにいかない苛立ちがあった時もありました。
すぐに上高地青年部の最も若輩の一人として青年部活動に参加をさせて頂きました。マイカー規制前の2・3年は、渋滞で動かぬ車の誘導に毎日出勤。少ない6月のお客様に心悩まして始めた上高地音楽祭もそれなりに成果をあげて今年で25回目。上高地での生活を主軸に、朝3時半に出かけた早起き野球。冬はスキーのインストラクター。議会活動等、地域活動への参加もさせて頂きながら還暦を迎えました。充実もあってか早い年月の流れでした。
夕食時。事の流れを知らないのは私一人。演出も見事でした。突然、楽器を持ったりしてハッピーバースデーをスタッフ一同で歌い始めびっくりするやら、嬉しいやら・・・何か照れくささを感じた一時でもありました。従業員皆で買ってくれた赤のウールジャケット。極めつけは、息子夫婦からのリアップ。笑ってしまいましたが、控え目になった頭のてっぺんから喜びました。
次の朝、早速オシャレを決め込んで萌ゆる新緑の徳沢の原へ出かけてみました。何年も見慣れた景観ではありますが、今朝は特別な感じもありました。いつだったか、
「どこも便利に変わってしまったけど徳沢は30年前とあまり変わっていなくてよかったです。」
とおっしゃた方がいましたが、大切な感覚の一理であろうと認識もしました。
そして何より、そこで一緒に生活する人間の気持ちにうれしくて、これまた以前
「徳沢はファンが大きくしてくれた」という先人の言葉を思い出し、延々とその脈が流れているような気もしました。
従業員のみんなどうも有難う
過去をかえり見る機会が多くなった年齢で、子供達が主でやっているみちくさへ、時々許されるなら過去を提供したいとも考えます。
私も若かりし頃、ある新聞のコラムへ18回連載したことがありました。つまらないものでしたが・・・・・
4代目 徳澤園主
2009年05月21日
現在ニリンソウは、一輪目がほぼ出そろい5分?6分咲き程度です。
これから、二輪目が出始め6月上旬までは満開の状態が続くでしょう。
今は、明神から徳沢間の道端がすごいことになっています。


今日誰もいないキャンプ場にオシドリ夫婦が、ニリンソウを見に来ていました。
ほのぼのする光景でした。

レポート 若旦那
2009年05月20日
通行止め中の県道上高地公園線ですが、当初22日10時半解除の予定でしたが、
予想以上に工事が進み、明日21日6:30から解除となりました。
急な決定ですが、もしお時間が許しましたら上高地にお立ち寄り下さい。
急な決定ですので、間違いなく静かな上高地を満喫できると思います。
2009年05月20日
上高地のイメージの一つにいつも混み合っているのを想像される方も多いと思います。半年の期間しか入ることができない場所。人気の観光地。創られていない自然など多くの方を夢中にさせるこの聖域では、人も自然の一部であることを印象付けているように思います。(事実、200日の営業期間に昨年は150万人の方が訪れています。)
日中、河童橋に人がいないのって見たことありますか?
上高地バスターミナルにバスが止まっていないのを見たことありますか?

10年ほど前になりますが、上高地群発地震がありました。その時は、約2週間の通行止めとなりましたが、今回はそれに次ぐ長さの通行止めとなっています。この期間中、一般のお客様を目にしたのは、1組だけです。どうしても上高地に来たくて、徳本峠を越えて上高地に入ってきたそうです。
人がいないと普段気にもしなかったことも色々わかります。今回一番印象に残ったのは音です。前回、静寂という題名でみちくさを書きましたが、上高地はどこにも静寂な場所はありませんでした。地響きのような逞しい梓川の水の音が聞こえます。それに、混じって風が葉を揺らすやさしい音。木がきしむ鈍い音。鳥の歌声。などなど、色々の種類の音なのに、なぜか混じり合って癒しのハーモニーに聞こえます。ぜひ、今度上高地にお越しの際には、だれもいない森の中で耳を澄ませてみて下さい。
レポート 若旦那
2009年05月19日
14日の落石事故以来、県道上高地公園線が通行止めとなっています。一日数回だけ通行の時間はありますが、それは上高地内の施設に暮らす従業員の生活物資供給だけの制限が加えられているため、上高地に入ってくる人はほとんどいません。まさに、陸の孤島とはこのことです。
よく考えると、上高地にお越し頂いたお客様は全員無事に下山してもらいましたが、上高地・北アルプスの従業員だけでも、まだ千人近い人が暮らしています。いいお天気が続き、新緑も進んで清々しい雰囲気を独り占めできるのは後にも先にも今回だけではないのでしょうか?
お客様が居なければ、各施設の従業員たちも振替の休みなどが続きます。普段であれば、松本などに下山して休暇を過ごすことが多いと思いますが、今は、通行止めのため下山できません。従って、徳沢キャンプ場にはバスターミナル周辺の従業員が続々と訪れ、お昼寝をしたり、お弁当を食べたりといつも以上に人が多い日もあります。
当園のスタッフはというと、15日・16日頃は徹底的に掃除を行いましたが、さすがに掃除するところもなくなり、17日には、普段あまり掃除できていない屋根裏や地下の掃除まで行いました。それでも、まだまだ、時間があり余りペンキを塗ったりゴミ拾いをしたりと・・・・はっきりいって、やることを見つけることが仕事になっています・・・先ほど、他の施設さんに行ってきましたがやはり同じで、窓はピカピカ。ベンチや柱には「ペンキ塗りたて」の張り紙がありました。
22日10時半の開通に向け、上高地中の施設が、ピカピカに掃除をした宿で、新緑に負けない清々しい気持ちで皆様を迎える準備をしています。
レポート 若旦那
ニリンソウは今、5・6分程度となり見応えも出てきました。特に、明神から徳沢の間の古池辺りのニリンソウは見事です。6月上旬までは、十分に楽しめそうです。
2009年05月18日
現在通行止めになっております県道上高地公園線は、
5月22日 10:30 解除の予定です。
大変ご迷惑をおかけしておりますが、安全確保のため全力で復旧作業を行っておりますのでご了承ください。
新しい情報が入りましたらまたお知らせ致します。
2009年05月14日
先日とても素敵なご家族がお泊りに来て下さいました。聞けば、お父様の還暦のお祝いにお嬢様が徳澤園の宿泊をプレゼントしてくれたとのこと。お祝いの場に当園を選んでくださったことがうれしくて、私たちからスペシャルデザートとささやかなプレゼントをさせてもらいました。
そんな親孝行なお嬢様から頂いたコメントです。
徳沢園へ
本日は特別なおもてなし心よりありがとうございました。登山が趣味の両親は、上高地から涸沢、南岳、槍が岳への登山の際、いつも徳澤園を見ながら「いつか泊ってみたいな」と思っていたそうです。我が家の伝統(?)としても、上高地は特別な場所として、祖父の代から家族旅行の定番となっています。
そんなわけで、「父の還暦のお祝い旅行を」と父に提案したところすぐに「上高地の徳澤園」と明快な回答がきて決まりました。いつものハードな登山と、60歳のお祝いムードを噛みしめながらゆっくり上高地から歩いていきました。
こんな山の中にある旅館なのに、いわゆる"山小屋"とは全然違って、お風呂も広くてきれいでよいお湯。お食事も山菜中心ですごくおいしかったですし、何より建物が風情があって美しく、家族共々感激いたしました。

お食事の後の、ケーキプレートとプレゼントのサプライズ。心温まる演出をして頂き、本当に感謝しております。
両親は実家(大阪)、私は金沢と離れて暮らしていますが、これを機会にまた家族でおじゃまできることを願っています。
N・N
2009年05月12日
スタッフの麻子です。昨年に引続き、今年もお世話になることになりました。今年は、なんと、妹のノブも一緒にファミリー入りです。姉妹ケンカを心配されながら、両親に見送られましたが、今のところまだ大きなケンカもなく仲良く(?)すごしています(笑)。
そんな私たち、先日仲良く共に休日を過ごしました。上高地初の妹のため、少しでも上高地のことを知ってもらおうと、優しい姉は大正池の方まで、のんびり散歩コースをプランに入れましたが、前日の夜に急遽変更。私が、今の時期登山できる山を徳澤園三男のタカさん(当園シェフ)に尋ね、そこから話がどんどん盛り上がり、タカさんも急遽半日休みをもらって、新穂高のロープウェイに乗り、そこから西穂山荘まで、コースタイム1時間ほどのプランに変更しました。
"1時間"。昨年槍を制した私にとってはちょろいもんと思っていましたが、考えが甘かった・・・。この季節、山の方はまだまだ雪。何回も滑りながら、足を奥深くまでうずめながら・・・。意外に悪戦苦闘。見かねたタカさん。私をロープで引っ張ってくれました・・。
なぜだか私より登山経験が少ない妹は平気な顔をして雪山を楽しみながら、難なく登っていました。妹のタフさに驚かされ、ようやく西穂山荘到着。山荘で頂いたビールとラーメンプラス朝一に徳澤園の米係あきちゃんが愛情いっぱいこめて作ってくれたおにぎり、本当においしかった。ごちそう様でした。

満腹になったところで下山。上りより下りが苦手な私。タカさんがお尻で滑ってくれ、天然の滑り台が完成。その、滑り台を優雅に滑りながら帰ってきました。
帰りの車内妹は大爆睡。途中、地元のお祭りに遭遇し、平湯でひとっ風呂浴び無事に徳沢まで帰ってきました。とても楽しく充実した休日になりました。こんなややこしい姉妹の面倒をみてくれたタカさん。本当にありがとうございました。(ちなみにタカさん、言うまでもなく、帰ってきてから即仕事です。私たちはというと、早々に夕食を済ませ、8時前には夢の中でした・・・・)
レポート 麻子
写真 信子
昨年の麻ちゃんに続き、信ちゃんも今年ファミリー入りしました。姉妹でお預かりするのは、初めてですが、「妹の方がしっかりしています」という言葉を信じて採用致しました。
麻ちゃんは、愛そうがいい女の子らしい性格。
信ちゃんは、さっぱりとした男の子らしい性格。
ようやく信ちゃんも仕事に慣れてきました。活発で、外仕事も「ノブやります」と作業着を着て外に飛び出していきます。先日も斧を持ち出し、まき割りをしたいと言ってきましたが、それだけは頭を下げて辞めてもらうようにお願いしました。
もしかしたら、ご両親も嫁入り修行を兼ねお預けして下さったかもしれません。
大阪に戻り、徳澤園で仕事をしてまき割りができるようになったのでは、ご両親に申し訳ありませんから・・・・。
お父さん、お母さん。二人は、まだ目立ったケンカもなく仲良くやっています。ご安心ください。
総評 若旦那
2009年05月11日
毎日、ニリンソウの開花状態の問合せをたくさん頂いています。
やはり、上高地の春の主役はニリンソウです。
ここのところ、毎日上高地も暖かい日が続いています。
日中は23度にもなり、花も木も少しづつ春特有の若草色になってきています。
ニリンソウは、今日(5月11日現在)1分咲きです。
但しこのままいくと、20日頃には見頃を迎えそうです。

5月いっぱいは、満開状態が続くでしょう。
レポート 若旦那
2009年05月11日
GWが終わり徳沢は静かな雨模様です。連休中はたくさんのお客様にお越し頂きました。
ありがとうございます。さすが、今年は大型の連休、様々な年代の方がみえました。
よちよち歩きの赤ちゃん連れの若いご夫婦や3世代の大家族でのご利用など。はたまた、いかにも壁を登ったであろう傷だらけのボロボロの手をしたテント泊の方。スキー板を背負って山へ登っていった方などは、入山前と入山後では顔の色がまるで違う!お客様の様子を観察し、一人楽しませて頂きました。
当園に泊まられた方、食堂を利用された方、通過された方・・・それぞれの山で過ごした時間が素敵な思い出になると良いです。お勤めの方は、働くエネルギーになれば幸いです。
徳沢は静かな雨です。
これで、木々の芽吹きが進み、遅い春の訪れが感じられそうです。
キャンプ場では、気の早いニリン草が小さなピンクのつぼみをつけているものもいます。
緑の季節はもうすぐです。
レポート 大友
大友ちゃんは3年目のスタッフです。私が徳沢に戻った年に働き始め、一度、北アルプスの山小屋で働き、昨年からまた復帰しました。本当に山が大好きな仙台娘です。
初めて会った際の印象はそのままに、笑顔と元気が絶えない女の子です。長所は、行動力があること。短所は、行動力がありすぎること。そんな、みなぎるエネルギーに惚れ、今年からは私と組んでフロントに抜擢しました。(お客様のわがままと、それ以上に私のわがままが交差するフロント。小さなことでクヨクヨする現代っ子では務まりませんから・・・)
皆様と一番接することが多い、フロントです。ショートカットの元気のいい女の子です。
総評 若旦那
2009年05月08日
忙しかったGWが明け、静かになったキャンプ場に目をやると・・・
かわいいのが咲き始めているではありませんか!!
春の主役、「ニリンソウ」とお花のトップバッター「ヤマエンゴサク」の登場です。

つい1週間前までは雪に見舞われたキャンプ場ですが、GWのあたたかい日々と人々の熱気ですっかり溶け、うっすら緑に色づき、お花たちが目を覚まし始めました。
例年よりやや早めの満開をむかえそうです。ニリンソウでいっぱいの光景が見られるのは
5月20日あたりからではないかと予想しています。 その頃はまだ他の草花が成長していないので、ニリンソウが際立ってきれいに見られるでしょう。
ニリンソウと共に皆様のお越しをお待ちしています
レポート 若女将
2009年05月07日
不況・不況・不況と、シーズン前からドキドキするようなニュースが飛び交い迎えたゴールデンウィーク。
そんな不安を他所に、山には、例年と変わらず沢山の人がやってきました。お天気もよく元気よく涸沢、蝶ヶ岳、槍を目指します。
春の登山客の特徴。それは、リュックが大きいこと。テントを背負って山を目指す方が多く、尚且つ防寒着がかさばるので、他のシーズンに比べ、大きなリュックが目立ちます。
仕事が慣れていないスタッフにとってゴールデンウィークは、第一の関門。
例年厨房は、間違って、個室料理を相部屋のお客様に出して、天麩羅が足りない・・・同じ方にデザートを2回出した・・・急須はあるけどお茶っぱが入っていないなどなど女将の怒声が飛び交う大パニック状態。
表で笑って、裏で泣いてと、後で笑い話になるネタが山ほど生まれます。
しかし、今年は昨年までいたスタッフが多く残ってくれたので、例年よりスムーズなゴールデンウィークとなりました。そこで、暇になった私は、あんなに大きなリュックには、どんな食材が入っているのか気になり、キャンプ場に行ってきました。
キャンプ場には、100張程のテントでぎっしりです。皆さん思い思いの食材を持ち寄り、楽しそうに夕食を作っています。
そこで、"となりの晩ごはんin tokusawa"。
まずは、男性10人ほどで神奈川から来ていた団体。メインは、カレーでしたが、何やら即席でサラダを作ったみたいです。キュウリに春の風物詩フキノトウを混ぜただけの、これぞ男の料理。
「兄ちゃん。うまそうやろ。食べてみ。」
取材させて頂いてる手前、いや結構です・・・・とは言えず、
「あっ・・・は・い・・・・・・」
と笑顔で食べさせて頂きました。お味の方は、春の香りがしておいしかったですよ。勿論、上高地は植物の採取が禁止されていますので、上高地以外の場所で取ったフキノトウですよね・・・???
次のいい匂いは、埼玉から来ていた方々。キムチのいい匂いがします。覗き込むと、キムチをベースに、豚キム、キムチ鍋、キムチ風野菜炒めと食欲をそそります。キャンプ場一匂いを漂わせていました。
最後は、大阪から来ていた「なための会」という団体さん。ここは、女性が多く、本格的な豚汁を作っていました。
久々に夕食時、キャンプ場に来ましたが、本当にみんな楽しそうに夕食を作っていました。
カメラを持って、若旦那という刺繍の入った制服を着てウロウロしていると、皆さん、
「ここのも食べていって」
など、温かい言葉をかけてくれました。
どうやらわたくし、ここでキャンプ場の管理をしている限り、どんなに不況になっても、食べ物の心配はなさそうです。
レポート 若旦那