
2009年03月23日
シーズンに向け準備作業が進んでいます。
今季スタッフも決まり少しほっとする時期ではありますが、間近に迫ったシーズンに向けやることは沢山あります。
まず、この時期実家に戻ると家中に、甘ったるい匂いが漂います。
日を追うごとに暖かくなるに連れ、実家のある裏山では春を告げるフキノトウが顔を出します。
天ぷらにしてもおいしいのですが、このおいしさを当園ご利用の皆さんにも楽しんで頂こうと、女将が大量のフキ味噌を作るのです。
フキ味噌は、保存も利きますので、春にお泊りの皆さんの朝食や手作り豆腐に乗せてお出ししています。
市販のフキ味噌と違い保存料等一切使用せず、正真正銘の手作りのため、味は格別です。
よく、お客様に
「朝出ていたフキ味噌は売店に置いてないの?」
と聞かれますが、大量生産ができないのでご宿泊の方のみに提供させて頂いています。
毎年、女将がこのフキ味噌を作るのですが、レシピはありません。
というか、すべて勘と経験で調味料が加えられますのでレシピはわかりません。
適当に見えますが、大体同じ味付けになるのが不思議です・・・・
さて、その味噌はというと・・・・
味噌もこの時期に作ります。
地元のおばあちゃん達にお願いし、当園オリジナル手作り味噌を作るわけです。
但し、味噌は2年寝かせますので、この春作った味噌がお目見えするのは、2年後の春。
そして、今回フキ味噌を作った味噌は、2年前に作った味噌です。
地元大豆を水に浸し一晩寝かせます。
水を含んだ大豆を煮て、その大豆を突きます。
突いた大豆と塩と麹を混ぜ合わせ、樽に詰めて寝かせます。
半年分の味噌ですので、その量は400kg近く。
熟練したおばあちゃん達でも3日間かかるそうです。
作業を邪魔しないよう、作業風景を見学し、沢山お話を聞かせて貰いました。
自分の表現が乏しくなかなかうまく説明できませんが、愛情・安心のやさしい味噌だということは伝わってきました。
なかなか、お客様の目には映らない影で、当園を支えている匠達がいることに感謝いたします。
それでは2年後。
ゆっくり休んで、おいしい味噌になって下さいね。
レポート 若旦那
2009年03月09日

シーズンが一日一日と近づいてきました。
予約の電話も日増しに多くなってきて有難い限りです。
人気は例年同様春のニリンソウシーズンです。
春が一番徳沢が徳沢らしい季節です。
柔らかい緑の新緑とかわいらしいお花。
そして、それを演出するように周りの草の背丈がまだ低いことも手伝って、広いキャンプ場がさらにのんびり大きく見えます。
季節の変化を、一番感じることができるこの春が私も一番好きです。
ニリンソウは、雪が解けると同時に少しづつ咲き始めてきます。
例年、ゴールデンウィーク明け位に今年の一番咲きを見つけます。
後は、気温が少しでも高くなれば、続々と咲き始めます。
5月下旬から6月上旬くらいまでは楽しめます。
よくお客様にお花がすべて揃う時期はいつくらい?という質問を頂きます。
残念ながら、すべてのお花が揃う時期というのはありません。
花たちは誰に教えてもらったわけでもなく、ニリンソウが終われば、それに代わりエゾムラサキが咲き、エゾムラサキが終われば、山芍薬、そしてシウリザクラと順番に咲いていきます。
少しづつですが、途切れることなくリレーしていきます。
商売で考えれば、何と親孝行な仕組みでしょう・・・
ぜひ、皆さん、春の徳沢にお越し下さい。
レポート 若旦那