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新着情報(みちくさ)みちくさ

2008年12月29日

明日から

明日から徳沢に行ってきます。
毎年徳沢で、年末年始を迎えるのが家族恒例行事となっております。

従って、これが今年最後のみちくさとなります。

当初始めたばかりの時は、軽い気持ちで旬な情報を提供できればと思っていましたが、予想以上に皆さんにご覧頂き、たくさんの励ましや勇気を頂きました。幼少期より日記が嫌いで、何よりも続けることを苦手とした私にとって、程よいプレッシャーの中どうにか今日まで続けることができました。来年度のみちくさもより楽しく、現地の旬な情報、徳沢ならではの出来事などなどお届けできたらと思います。

本当にご愛読ありがとうございました。

それでは、皆様よいお年をお迎えください。

感謝

レポート 若旦那

1月4日には下山しますので、この時期の上高地をお見せできると思います

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2008年12月26日

冬季小屋について

徳澤園の通常営業は例年11月上旬あたりで終了します。ただ、お客様の中には徳澤園だけは年間営業をしているとおっしゃる方もいます。皆さんがご覧になっているこのホームページでも冬季営業の件に関しては、一切触れておりません。



当園の歴史は牧場時代を含めると120年を超えます。昭和の初期に、牧畜から宿泊施設に代わり今のスタイルとなった訳です。やがて、登山ブームに乗り、上高地は飛躍的に人気の観光地となりました。冬も例外では無く、学生の集団登山や年末年始を山で過ごす方も増え、簡易施設ではありますが冬季小屋の営業が始まりました。文献や記録が残っているわけでなく曖昧ですが、その歴史は50年ほどになると思われます。しかし、冬季小屋の一番の役割。それは、遭難基地としての役割でした。当時、もちろん携帯電話など無く、有線電話が引かれている最奥地が徳沢だったのです。冬に事故が起きた際の、避難場所として、また、下界との唯一の連絡手段として活用されてきました。(私が、小学校2年のお正月にも雪崩で流されたパーティーが助けを求めて来たこと。そして、その中の何名かが、その事故によって命を落としたことを覚えていますし、小学生にとってあまりに衝撃的な出来事だったため、お正月になるといつも頭の中にその事件が浮かびます。)



現在は、冬季番としてスタッフを1名だけ常駐させております。もちろん、本館は完全に閉めておりますので、冬季小屋だけの営業になります。また、1名しかおりませんので、食事の提供はできません。お客様の食事はお客様自身で持ってきて頂く形になります。もちろん、水はほとんどありませんので、お風呂はありません。上高地行のバスも運行されていませんので、釜トンネル手前より歩く以外の方法はありません。また、除雪などは一切してありません。当園までは、6時間程かかります。途中の施設はすべて閉まっておりますので、ちょっと寒いから休もうなどということもできません。冬の上高地は、本当に厳しい場所です。



従って当園は一応、素泊り営業はしていますが、一切の宣伝、告知等は控えてきました。知っている人だけが、自己責任において、自分の技術と体力、天候をよく判断して利用してもらえればいいと考えております。厳しい環境を理解した人だけが、訪れる場所であっていいと考えております。



冬の上高地は素晴らしいですが、それ以上に厳しい場所です。簡単に、事故が起きる場所です。事故が起きてもなかなか助けが来てもらえない場所です。自己責任において、慎重な行動・判断をお願いします。



レポート 若旦那



もし、冬季小屋をご利用される場合は、必ず現地電話(0263-95-2508)にご連絡ください。1名しかスタッフがおりませんので、夕方あたりを目安にお電話下さい。また、キャンセルされる場合も必ずお電話をお願いします。

(但し、正月前後3日は我々も登りますので、食事の提供はしています。)

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2008年12月26日

美ヶ原高原

ご無沙汰しております。

書こう、書こうと思いつつなかなか更新できずに今日クリスマスを迎えてしまいました。山を下りて早一ヶ月半が経ちました。シーズン中とは違い、ゆっくりとした時間が流れています。この時期は、シーズン中の業者さんとの精算や来年度へ向けての商談。シーズン中の旅行会社様への挨拶回りや来季の企画提案など、仕事と託けて全国行脚しています。そして、昨日、今年最後の打合せを東京で終え帰宅致しました。さすがに、クリスマスは、家にいないといけませんので・・・

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先日、当園を知り尽くした名物ガイド"山崎邦彦"さんと若女将と打上げを行いました。


(山崎氏とは、私が上高地に戻った時よりお世話になっているガイドさんで、上高地を知り尽くした匠です。季節を問わず、上高地、北アルプスを案内する際には、必ず当園を利用して頂き、年間20日ほどは当園に宿泊する、ガイド兼広報部長のような存在です。いつも山崎さんと会うのは徳沢ですので、例年ですとネオンキラキラの町の中で打上げをするのですが、さすがに4年目ともなるとネオンもそれ程恋しくも無くなり、今年は山男らしく打上げも山の中でしようということになりました。)



今回訪れたのは、美ヶ原高原。観光都市松本の上高地と並んで人気の山岳観光地です。そこにあります"王ヶ頭ホテル"。最近よく耳にする評判のいいホテルです。すごくいい!感動した!!とはよく聞いているものの何がいいのか聞いておらず、取り敢えず松本駅で迎えに来たバスに乗り込みます。ここから約 1時間の場所にホテルは存在します。お迎え付とは何ともサービスが行き届いたホテルだなと呑気なことを思いながら・・・・。



乗車して15分山のふもとに到着。運転手さんが「ここから地獄が始まります!」とシャレを言ったかと思ったら、バスは大きく揺れだします。上高地での運転に慣れてはいるものの、上高地を超す揺れ方。外は次第に雪景色。バスは、夏には廃道として使われていない道を、冬はホテルに行くための日常道路として使っているそうです。(後で、わかったのですが、美ヶ原高原は、夏はビーナスラインを通ってホテルまで行くことができるのですが、冬は雪が深く通行止めとなっているため、ホテルの慣れた運転手による送迎以外車両ではいけません。ある意味、上高地と環境が似ています。)通常ではあり得ない程の急勾配な坂を上りホテルに到着しました。ここは、標高2000m。松本市内が標高600mちょっとですので、1時間で1500m近く上がったことになります。また、標高2000mとは、徳沢(標高1555m)よりも標高が高い位置にホテルが存在することで、ようやくこの価値を実感します。雲よりも高い位置に存在するホテルでありながらこの設備、このサービス。私の文章では使えきれないものがありますので、ぜひホームページをご覧になって下さい。

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美ヶ原高原は国定公園で、上高地は国立公園という規則の違いはありますが、同じような環境下の中、努力を惜しまず発展的な営業を続けている王ヶ頭ホテル。特に、冬に営業を続けているとなると、その大変さが痛いほどわかります。水道・暖房・ゴミの問題から、除雪まで考えただけでも苦労が伝わってきます。にも拘わらず、心温まるホテルである。この時期、色々な観光地、宿に出向いて勉強をさせて頂いている自分にとって一番刺激になった場所となりました。ぜひ、皆さんも一度訪れてみてください。



レポート 若旦那



すごくいい!感動した!!これが私の感想です。

誰かに紹介したくなるホテルですが、すべてを言ってしまうと手品のネタを言ってしまっているような気がします。だから、何が・・・とか何で・・・というのは敢えて言わない。そして、紹介された人が現地でそれを実感する。

何とも不思議な魅力です!!



山崎 邦彦     http://www.office-yamasaki.com/

王ヶ頭ホテル    http://www.ougatou.jp/

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2008年12月17日

「飛騨公房」

みなさん、大変ご無沙汰してます。閉山し、その後さまざまな作業や早々来年のツアーの旅行社との打ち合わせなどに追われ「みちくさ」をさぼりがちな若旦那にかわり、最近の出来事をレポートします。

私の実家は石川県なのですが、閉山後の家族行事(?)の一環として野沢菜漬けを樽ごと持っての帰省があります。
嫁いで最初の冬に女将が持たせてくれた自家製野沢菜。すっかり大ファンとなった実家の母たちは、以後毎年樽の設置場所まで整えて私たちが野沢菜漬けを運んで来るのを心待ちにしています。

今年も下山後に家族、親戚縁者用の野沢菜を女将と収穫し、おいしいおいしい野沢菜漬けができました。これを車のトランクにつんで、一路石川を目指します。今年は夏に東海北陸自動車道が全面開通したので、高山経由の金沢行きコースを通ることにしました。
安房トンネルを抜けるとそこは雪景色。
気分を良くして高山を目指していると、左手に何とも素敵なあたたかみのある建物が目に入りました。
私と若旦那は目を合わせて、「もしかして・・・ここって・・・」。
ふたりの感を信じて建物の駐車場に車を停め、ゆっくりと建物に向かってゆくと・・・・・・ビンゴ!
やはり見慣れたお顔に遭遇しました!

当園の超常連さんで昔から手作りベーコンやソーセージなどをくださった安田瑞彦さん。彼が常務としてまかされて今年から営業を開始した素敵な生ハムとソーセージの工房&ダイニングだったのです。
中に入ると生ハムの熟成過程を目にすることができ、さらにはダイニングでおいしいお食事をいただくこともできます。私たちは生ハムの盛り合わせを御馳走になり、さらにはどんぐりで育ったイベリコ豚の生ハムを目の前で削っていただき頂戴しました。(これはきっときっと大変貴重で高価なものに違いありません!!!)
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昼食を他で済ませてきたことを後悔しながら、たくさん持ち帰り分を購入してきたことは言うまでもありません。味も雰囲気も絶品でした!

素敵な時間をありがとうございました、安田さん!お仕事きっとお忙しいんだろうなぁというのはよーくわかりました、が、たまには息抜きにまたご家族で徳澤園にいらしてくださいね!私たちも来年から帰省の際には必ず御工房に顔を出させてもらいます!おいしい生ハムの味はやみつきになりそうなので・・・。

レポート若女将
(写真はカメラを忘れてしまい携帯電話で撮影してます)

今回の訪問先:飛騨公房 LUFT HIDA(http://www.luft-hida.com/
高山から上高地にむかって来られる場合、右手にあらわれる素敵な建物です。ぜひ、お立寄りくださいね!

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