
2008年10月27日
2日間お天気がぐずついた上高地。
ようやくお天気も回復してきました。
残念ながら、ここ2日の風雨でカラマツの紅葉もすっかり落ちてしまい冬が近づいてきている感がいっぱいです。
前穂を見上げると見事真っ白に雪化粧をし、雪もすぐそこまできています。
この頃の見所・・・・
淋しい上高地。
どこか切なく、老いた感じの木々。
ゆっくり何かを考えさせられる哀愁ある雰囲気。
普段生活している中で静かだと感じる以上の静寂さ。
妖気に満ちた山々。
人間も減り、孤独の中ずっと耐える冬。
ベストシーズンでは無いけれど、これも自然。
今年上高地に訪れた方々の分まで感謝しながら、最後まできちんと見守ります。
レポート 若旦那
2008年10月27日
先日、当園スタッフのチーちゃんと麻ちゃんのご両親がお見えになりました。
(麻ちゃん3回連続みちくさ出演)
朝から照れくさそうな麻ちゃん。
でもどこか嬉しそうです。
夕方
ガラガラガラ・・(扉を開ける音)
男性「ナ・カ・・」
若女将「中村様ですね」
顔・雰囲気を見た瞬間、麻ちゃんはこの男性のお子様に間違いない!と察しました・・・
早速、麻ちゃんを呼び久々の家族3人の再開です。
お父様。お母様。麻ちゃん。
三人で話しているとまるで漫才。
本当に笑いの絶えない家庭だと思いつつ、
話・雰囲気を見た瞬間、この家族は大阪の家族に間違いない!と察しました・・・
チーちゃんのお母さんは、もう今年何度もお友達を連れて来られる常連様です。
徳澤園埼玉支店の宣伝部長です。
既に、お風呂の場所から食事の時間まで説明は要りません。
しっかり者のチーちゃんに輪をかけて、しっかりしたお母様です。
後は、家族での団欒をそれぞれ愉しんでいました。
スタッフが家族を呼びたくなる場所・宿。
すごく嬉しい光景です。
ご家族の皆様。
あと、10日程で下山になります。
成長した子供達を楽しみにしていて下さい。
レポート 若旦那
2008年10月24日
10月20日、今シーズンのラストとなるであろう山登りに行ってきました。
今回の目的地は強敵「槍ヶ岳」!なぜ強敵かと言うと、一度登頂しきれなかった苦い過去があるからなのです・・・。
まだ結婚したての頃、ほぼ初登山で丁度この時期に若旦那と槍ヶ岳へ登ったのですが、あまりの寒さと未経験と高所恐怖症のせいで肩の小屋からトンガリまでの山頂までの道を断念したのです。
そんなこんなでずーっと心の中でひっかかっていた槍ヶ岳。いよいよリベンジの時が来ました。
一緒に行くあきちゃんとあさちゃんは若いし元気いっぱいです。
朝徳沢を出て、長い長い道のりを励ましあって歩きながら約6時間半、さすがにこの時期は登山者もほとんどなく道中は静かですが、わずかに残る紅葉や葉を落としたナナカマドの赤い実などと真っ青の空とのコントラストがとても素敵です。昼過ぎに槍ヶ岳山荘に到着。チェックインを済ませ荷物を置き、いざ槍ヶ岳の頂上へ!!
でも食いしん坊の私達は腹ごしらえが先で、カレーと牛丼をたいらげてからの出発です。
見上げる槍ヶ岳山頂への道は断崖絶壁にしか見えず、やはり恐怖心がおそってきました。とにかく下を見ないように見ないように・・・と登ってゆき、最後に垂直に近いハシゴを足がすくみながらも上がりきると山頂です!
そこは3,180mの世界。富士山まで一望できる晴天と、登りきった達成感に大感動!!!
せまい頂上を右往左往して写真をとり、興奮しっぱなしの私達でした。
小屋にもどり、防寒をしっかりして、外のテラスにてビールで乾杯!
普段も口にするビールなのにそれはそれは最高においしい格別の味で、寒さも吹きとぶひと時だったのは言うまでもありません・・・。
2日間、最高のお天気に恵まれ、今シーズンをしめくくるよい思い出をもらいました。
山神に感謝。
レポート 若女将
新婚当初(4年前)。
初めて若女将を槍ヶ岳に連れて行きました。
始めは、かわいかった・・・・
槍の雄々しい姿に目をウルウルさせ、恐怖と格闘している姿がよく伝わってきました。
ところが最近は、休みのスタッフを捕まえては、山を目指します。
あの時の、弱々しい姿はどこにいってしまったのでしょう・・・
完全な山女です。
昔の山男はこんな事を言っていました。
”娘さん。山男には惚れるなよ”
時代の変化って怖いものです・・・
お客様を見ても圧倒的に女性が増えています。
山も完全に女性に支配されています。
今では、若女将が槍ヶ岳以上に雄々しく見えます・・・
総評 若旦那
2008年10月20日
始めまして!アルバイトの麻子です。8月からファミリー入りした一番の新米です。個性豊かでパワフルなファミリーと共に毎日楽しく仕事をさせてもらっています。
そんな私にもついに”みちくさ”の宿題が!!事の発端はある朝の何気ない会話から・・・。
「麻ちゃん、国語得意?」と若旦那。
「作文は好きでしたよ。」と私。
”口は災いのもと”まさにこのことです(笑)そんなこんなで少しの間お付き合い下さい。
さてさて、皆さん徳沢の名物と言えば何を連想されますか?
たくさーん出てくると思いますが、名物の一つといえば、そう!! ソフトクリーム。
夏の忙しい時期からファミリー入りした私。喫茶でソフトクリームを食べる為に首を長ーくして待っているお客様の長蛇の列!その対応に必死にソフトクリームを作っている喫茶のスタッフ。その光景をみて「大変そうだな」と思いながらもどこか他人事だった私。
ところが、ある日から他人事じゃなくなってしまったんです!
ある日、突然の若旦那からの喫茶担当宣告。
「麻ちゃん、今日から喫茶担当よろしく」
「えっ!?」・・・もともと人と接するのが大好きな私。本来ならうれしはずのポジションです。
ところが”喫茶=ソフトクリーム作り”が待っているじゃありませんか!
実はファミリー入りする前にお世話になっていた所にもあったんです。ソフトクリームが。
あまりにも作るのが下手すぎて、ソフトクリームの注文がきた時は、他のスタッフに半ば強引に作ってもらって何とか逃げてこれたんです。
ところがここ徳澤園はそー甘くはありません。基本忙しく無い時は、喫茶はスタッフ1人対応です。ソフトクリーム作りは避けては通れない道なんです。
ソフトクリーム作り初戦(第一日目)。
あまりの下手さに、休み時間ほとんどのファミリー(スタッフ)がソフトクリームを買いに来てくれ、私の練習台になってくれました。中には苦笑するファミリーも・・・。
「そのうち慣れるよ!」
何人のファミリーに励まされ、うまく作れるコツを教えてもらったことでしょう。
今じゃ大分上手に作れるようになりましたが、最初は本当にひどかったんです。
お客様がソフトを注文される度、「あまり上手に作れないんですが・・・」と、本当に申し訳なく、頭を下げていました。
けど、徳澤園のお客様は本当に優しいお客様ばかりで、「大丈夫だよ」「上手、上手!」等あたたかい言葉をくれ、私のプレッシャーをなくそうとしてくれました。本当に下手くそで見た目の悪いソフトクリームを「おいしかったよ。ご馳走様でした。」と言ってもらえ笑顔をみせてくれた時の喜びはとても大きいものでした。
大嫌いだったソフトクリーム作り。今じゃお客様とコミュニケーションを取れる一番の近道。
食事はテーブルの上に置いて提供ですが、ソフトクリームは一つずつ、私の手からお客様の手へと直接渡ります。
最初は必死で余裕がありませんでしたが、今はお客様の顔を見てお渡しでき、嬉しそうな表情を見ることができたり、何気ない会話の始まりになったり・・・。この何気ない手渡しはとても大切なことなんだなぁとここ最近改めて実感させられます。
そんなソフトクリームも残りわずか。もうすぐお別れです。最初の頃は「早く終わっちゃえばいいのに。」と正直思っていましたが(皆さんごめんなさい)、今じゃとても淋しく、今まで以上に心を込めて提供させてもらっています。
レポート 麻子
8月最後に来た麻ちゃん。大阪出身のだということがすぐ分かる明るく元気な女の子です。
徳澤園のソフトクリームは、夏以降の主役です。疲れた体に染み込む甘さ。ソフトクリームを食べる為に山に登っているというお客様さえいます。
従って、当園の喫茶担当にとってソフトクリーム作りは避けては通れない道なんです。慣れてしまえば、簡単ですが、始めはとても戸惑います。その時のミックスの硬さによって、出てくるスピードも違いますので柔軟に対応しなければならなく、何よりもお客様に見られながら行うというプレッシャーもあります。
(山から下りてきて、待ちにまっていたソフトクリーム。お客様も真剣です・・・前の人よりも少し小さいと、言葉を発しなくとも目で訴えられます・・・)
毎年、新人はこの重圧に耐えなければなりません。角度が悪いと、ミックスが落ちてしまいます。ミックスを落としてしまうと、お客様は泣きそうな目で訴えてきますし、その間に生まれる変な空気間・・・
従って我々は、必ず
「ミックスが落ちますので、真っ直ぐにお持ち下さい」
と声をかけます。
しかし、まだ慣れないうちは、真っ直ぐに積むことができませんので、
「角度に合わせてお持ち下さい・・・」
と何とも間抜けな声がけになってしまします・・・
麻ちゃんを喫茶担当にしたのは、人数合わせでも、人が足りなかったからでもありません。人には、努力してもできないことが沢山ありますし、努力や意識をしていなくてもできている人もいます。
麻ちゃんが、誰よりも秀でていたもの。それは、お客様を和ませる雰囲気。失敗してもお客様を不愉快にさせない人柄です。
喫茶担当。すなわち、当園の顔です。だから今年の喫茶は麻ちゃんに任せました。
お客様も本当に気さくに麻ちゃんと話しています。
色々なお客様がいる中で、この子だったら、誰と接しても安心して見ていられる人。
これから先も大切にしてくださいね。
総評 若旦那
2008年10月12日
夜が更けるにつれ厳しい寒さに見舞われた11日夜。
明日天気がよければ、春から一緒に徳沢を見守り続けた当園のご神木カツラの木とも、お別れしなければならないという寂しい気持ちで床につきました。
朝5時半。

寒さで目が覚め外を見ると、雄大な前穂が燃えるような今年一番の朝焼け。
興奮してお客様も皆キャンプ場でカメラを前穂に向けています。
草も木も落ち葉もテントもすべて白銀の霜で覆われ、凍てつく寒さが視覚でも確認できます。
準備は整ってしまいました。
カツラを見上げると、この寒さにぐっと耐え、その姿は昨日のものとは変わりません。
ただ、一枚一枚の黄金の葉っぱにも例外なく秋の洗礼を浴び、白銀の氷に覆われています。
さあ、後は1時間。
太陽の日が差し始めるその時まで、精一杯最後の輝きを放ち続けるだけです。
朝7時。
東の空から一刺しの光が入ってきました。
すると、一枚の葉っぱがヒラリ・・・
それを見た他の葉っぱも耐え切れずまた一枚・・・
いよいよ、今年のカツラともお別れです。
後は、無情にも日が差し込めば差し込むだけ、黄金の雨となって地面に戻っていきます。
美しいけど、どこか切ない気分。
一緒にここを見守る旧友のような存在との別れ。
皆を存分に愉しませ、惜しみも無く散っていく。
男気にも似たその姿に、尊敬すら覚えます。
呆然と見上げる人たちを寂しい気分にさせられ、下を見ると最後に憎い演出。
老木のようになったその姿の下には、黄金の絨毯が敷き詰められていました。

今年も、有難う。
また来年!!
レポート 若旦那
2008年10月11日

秋の3連休初日の11日。
一年で一番賑わうこの日。
朝6時に東京からの直行バス「さわやか信州号」が上高地に到着。
従って、徳沢が賑わうのが8時頃。
例外なく今年も、道が見えないほどのお客様が列をなしてやって来られました。
(この朝の大行列は想像を越していまして、千人を超えていたのではないでしょうか・・・従って昨日当園お泊りのお客様には、8時前には出発して下さいとお伝えしておきました。)
この行列の向かう先は勿論『涸沢』!!
すべての山のエネルギーが集中するかの如く穂高連峰を背後に構え、ナナカマドが真っ赤に輝く別天地。
訪れたことの無い者にとっては憧れの地。
一度、訪れた者はその魅力に取り付かれる場所。
名実ともに日本一の紅葉。
この日、朝小雨が降っていましたが、9時頃には雨も上がり、次第に青空も出てきました。
多くの登山者そして上高地中の宿が、一週間前より天気予報と睨めっこした強い思いが今年は通じたようです。
涸沢から下山してきたお客様は口々に『最高!!』を繰り返していました。
紅葉の出来も今年は上々。
タイミング的にもここ2日が最高だと聞いています。
皆さんの大きな期待に十二分に答えてくれる大パノラマショーをお楽しみ下さい!!
レポート 若旦那
追伸
今日は、一番忙しい日。
一年の集大成。
私も、みちくさに集中仕切れていなく、文章もいまいちです・・・
大行列の迫力ある写真も撮り損ねてしまいました・・・
ごめんなさい・・・
連休の裏レポート『その時、裏では・・・』はまた後日落ち着いたら書きます。
予想
今夜は本当に冷えています。
もしかしたら、明日カツラの木に異変が・・・
2008年10月09日
キャンプ場のご神木、かつらの黄葉がまさに見ごろです!!!
ここ数年で断トツの美しさ。
この最高な状態から、一瞬で散る潔さ・・・
自然はすごい!!
レポート 若旦那
2008年10月09日

晴天に恵まれた今月8日、明神池畔にある穂高神社で御船神事が執り行われました。
毎年この日に、山の安全と神の恵みに感謝するお祭りで厳かに行われます。
ここ数年、天候に恵まれませんでしたが、今年は雲ひとつ無い晴天。
秋の紅葉も重なり静寂な明神池。
そして、その後ろに雄々と構える明神岳。
その静と動のコントラストの中を、雅楽を奏で、龍頭鷁首の二艘が浮かぶ光景は、時を忘れる平安絵巻を見ているようです。
上高地は、今の字になる前までは、神が舞い降りた地ということで、
神降地と記されていました。
便利・快適を求め日々進化する現代においては、時代が進めば進むほど、
神様が休める処は少なくなり、上高地は数少ない神降地になるのではないでしょうか。
レポート 若旦那
2008年10月07日
例年当園では、カレンダーを作成しています。来年のカレンダーもすでに出来上がりましたが、2010年カレンダー(2009年発売)は、プロのレンズで撮ったものではなく、ここを訪れてくださった皆様のレンズに写った写真を使い、カレンダーを作成しようと思います。
そこで、皆様のご協力をお願い致します。
<内容>
徳沢地区だけの写真ではなく、河童橋から槍・穂高。花・テント・水・雲など上高地、北アルプス関係なら何でもOKです。また、季節も問いません。写真だけでなく、スケッチなどの作品もお待ちしています。
<応募方法>
下記住所宛に、作品(データ、印刷物)をお送り下さい。
(但し、印刷物の場合、別途ネガ及びデータをお借りする場合があります)
掲載希望月、作品名、撮影者名・連絡先を同封して下さい。
また、ご応募頂きました作品に関しましては、選考後、ご返却させて頂きますが、すべての作品が揃った後のご返却となります(2009年夏返却予定)。
表紙、各月12枚使用予定。
採用させて頂いた作品採用者には、現物カレンダー(撮影者名前入)と粗品をご用意しています。
<応募作品の使用についての注意事項>必ずお読みください。
※採用させて頂いた作品の版権は徳澤園とさせて頂きますことをご了解下さい。
※当園ホームページ掲載
応募頂いた全作品の中から選考の上、当園のホームページに作品の紹介・掲載を
させていただきます。ご承諾の上のご応募となりますので予めご了承ください。
掲載作品のお名前住所については以下のように表記させていただきます。
(表記例)
●長野県松本市 小林太郎様
●長野県松本市 小林様
●長野県松本市 K.T様
必ず、応募時にフルネーム・名字のみ・イニシャルの
3つのうち1つを応募時に必ず明記ください。
<作品応募先>
〒390-1516
長野県松本市上高地4468
徳澤園 カレンダー採用係 宛
ぜひ、皆様の目で見た上高地、北アルプスカレンダーを一緒に作りましょう!
ご応募お持ちしています!!
2008年10月07日
ここ数日、朝の気温が0度以下という冷え込みが続き、徳沢キャンプ場も一気に秋色がすすみました。
なかでもこの時期の主役、かつらの大樹が数日間であっという間に黄金色に近づいています。
このかつらの木、黄葉後の霜がおりた日の朝、太陽の光が当たり始めると約1?2時間ですべての葉を落とし、黄金の絨毯を作り上げるという素敵なショーをみせてくれるのです。
カサカサという落葉の音と、キャラメルのような香りも相まってまさに圧巻!神秘の時間です。ただ、いつ「その日」が訪れるかはまったく予測不可能な為、私達を困らせてくれますが・・・。
ちなみに昨年の「その日」は10月21日、一昨年は10月22日でした。今年は近頃の急激な冷え込みから推測すると例年より少し早めな気もしますがこればっかりはなんとも・・・。
このショーをぜひ見たい!と「その日」を予測中の皆様、どうやらカウントダウンがはじまったようですよ。
お見逃し無く!
レポート 若女将
追伸:松本市制100周年記念山岳写真展で優秀賞を獲得されたお客様が、賞品の宿泊券を使って昨日お泊りに来てくださいました。
素敵な写真の中から、昨年撮影された小屋閉め間近、晩秋の徳沢キャンプ場の秋景色をプレゼントしてくださいましたのであわせてご紹介しておきます。
2008年10月03日
上高地には、この美しい環境を維持していこうという目的で「上高地を美しくする会」という団体があります。
その歴史は長く設立は昭和38年より発足し今に至ります。
上高地に関わる官民一体の団体で、月一回のゴミ拾いなどの活動をしています。
今日は年に一度の清掃登山。
今年は、焼岳が目的地です。
早朝、河童橋に沢山の人が集まります。
総勢40名以上はいたでしょうか?
みんなで焼岳を目指します。
勿論自分も参加です。
焼岳は、いつも目にはしていましたが登るのは初めてです。
やはり、背中に槍・穂高を抱えている当園のしては、山に登るといっても、なかなか焼岳に登る機会はありませんでした。
焼岳の印象は、日帰り登山に適した初心者向けの山。
焼岳とはどんな山なのでしょうか?
まずは、焼岳小屋を目指して出発です。
右手には、ゴミ拾い用のハサミ。
左手には、ゴミ袋。
みんな同じスタイルです。
毎月、上高地周辺のゴミ拾いもしていますし、毎年清掃登山に出かけていますが、本当にゴミが落ちていない。
ゴミ拾いというよりもゴミ探しに近いものがあります。
本当に上高地を訪れてくださるお客様のモラルの高さに感謝します。
登山口より焼岳小屋までは約2時間半。
そんなに急勾配ではありませんが、登りが続きます。
途中はしごも設置されている箇所もありますが、よく整備された道です。
難なく焼岳小屋に到着しました。
みんなのゴミ袋をみましたが、今年もいいお客さんに恵まれたようです。
焼岳小屋で、自由解散となりました。
まだまだ、体力に余裕があったので、次世代を任された上高地旅館組合青年部は山頂を目指すことにしました。
初めて間近で見る焼岳は、まさに活火山。
上に上がれば硫黄の匂いが立ち込め、植物もほとんど生息していません。
ハリウッド映画に出てきそうな光景がリアルに広がっています。
山頂到着後、中の湯に下山しましたが、そこは紅葉が始まって、槍・穂高の途中とはまた違った美しい景色が広がっていました。
あと、数日で見頃を迎えそうです。
現在、上高地旅館組合青年部は5名の組合員がいます。
五千尺の藤澤専務(上段・左から2人目茶色)・上高地温泉ホテルの青柳常務(上段・左から3人目青)・大正池ホテルの田川専務(上段・左から1人目黒)・中の湯温泉の小林君(上段・左から4人目黄色)と私(下段中央)です。
みんな将来の各宿を模索しながら切磋琢磨し頑張っています。
(ちなみに一緒に写っています下段左の方は、上高地帝国ホテル支配人の市川さん。下段右のいい男は環境省上高地保護官の廣野さんです。)
天候にはイマイチ恵まれませんでしたが、若い世代が上高地を隅々まで知るいい機会となりました。
レポート 若旦那