
2008年05月31日
毎週土曜日朝7:30、TBS系列で放送されている「知っとこ!」
という番組内で当園の野沢菜チャーハンが取り上げられることになりました。”山小屋ごはん”という特集です。
当園は、できる限り食卓に並べる野菜は自分たちで作りたいと思い、徳澤ファームにてジャガイモや夕顔など作っていますが、
秋の畑は野沢菜でいっぱいです。ただ、秋に漬けてもお客様に味わって頂く期間が短いので、漬けた野沢菜を越冬させ、
シーズン中の野沢菜チャーハンの原料としてお出ししています。時間をかけて発酵させた野沢菜は、風味が増し炒めた飯によく合います。
市販されている即席野沢菜では絶対に出ない風味です。
ロケは、2日間にわたり行われ、野沢菜の越冬小屋から実際に野沢菜を作る徳澤ファームにまでご案内致しました。出演は、案内役が若女将。実際に作る役が女将といつもに増して化粧に時間をかけました。
内容に関しましては、まだ詳しいことはお話できませんので、実際に番組をご覧下さい。
【放送予定日】
6月7日(土) 全国TBS系列 朝7:30より番組内
レポート 若旦那
2008年05月30日
最近はどこに行っても携帯電話が繋がります。逆に繋がらない場所を探すほうが難しいのではないでしょうか?
当園一体は残念ながらすべて圏外です。驚かれるお客様もたまにいますが、携帯が繋がらなくても大して不便とは思いません。ただし、
それは当園に固定電話があるからこそ、不自由なく思うことです。固定電話がなければ、予約の電話も受けれませんし、
緊急の際の連絡もできません。
勿論、当園の固定電話も電話線で上高地からひいてきています。しかし、場所が場所なだけに、電話線をひくところも、山の中。しかも、
お客様が通る道から見えないような山の奥を通しています。電柱を建ててしまえば楽ですが、ここはそういう訳にはいきません。
春、雪が完全に融けると電話線の点検に行きます。山奥に線が通っているため、倒木などで線が遮断されていることがあるからです。 今年は、大木が電話線にかかって倒れていたため本日撤去に行ってきました。場所は、崖の上。登るだけでも命がけです。 最も倒れて欲しくない場所でした・・・NTTの方のお力を借り、一日かけ男8人でようやく補修することができました。
しかし、緊急の際には唯一の連絡手段ですし、今日の下界では無意味に成りつつ公衆電話ですが、 携帯の使えないここでは第一線でお客様の為に大活躍しています。 まさに電話線は我々にとって命を張ってでも繋げておかなければならない命綱です。
追伸
こんな山奥まで電話線を通して保守点検をしていただくNTTさんに感謝いたします。
レポート 若旦那
2008年05月28日
26日早朝、「一緒に朝のお散歩しませんか」を行いました。
この企画は例年週末だけネイチャーガイドを招いて、当園キャンプ場周りをお散歩しながらご案内していましたが、どうせなら我々住人がご案内できたらと思い、今年から当園スタッフご案内する春限定の企画です。

テーマは「一歩奥」
一 緒に
歩 いてみませんか
奥 上高地
私たち住人が道先案内人です・・・
参加希望の方は、6時半に当園前に集合してもらうようチェックインの際にご案内しましたが果たして参加してもらえるかどうか不安です。
ご案内するのは、若女将と当園スタッフ水田の2人。
前日まで、熱心に花の図鑑を読み漁り、長年暮らした経験を織り交ぜ、普通のガイドさんでは説明しないような内容にしました。
自分が指示したのは「専門家ではないので細かく深い知識はいらないけど、四季折々の徳沢・ここでしかできない体験を織り交ぜて欲しい」と伝えました。
当日6時。
いつものようにフロントに出ると、玄関には脱ぎ捨てられたスリッパがあふれていました。
予想は、20名。しかし、脱ぎ捨てられたスリッパの数は40を超えています。
外を見ると晴天のキャンプ場に人が溢れています・・・
うれしい反面、二人の顔は引きつっています・・・
始めは、若女将が説明し、水田が後ろからついて行く予定でしたが、人数が人数のため2班に分かれてご案内することにしました。
これ以上ない天気と真っ白にキャンプ場に広がるニリンソウも手伝って大好評のガイドツアーとなりました。
ツアー内容もここでご紹介したいのですが、あまりネタをばらすと当日お客様の反応が薄いと怒られてしまいますので、内容はご勘弁下さい。
ここでしか味わえない神秘や宝探しなどなどあるそうですよ・・・・
このツアーは、6月14日まで行う予定です。
(注:女将・水田の両名がお休みと時は中止となります。)
2008年05月23日

一足遅れた春本番の上高地・・・
いよいよ花劇場の開演です!
主役のニリンソウは来週あたりに満開になる気配です。
6月上旬まで楽しめそうです。
主役に負けじと紫の花ヤマエンゴサクや白い花ツバメオモト、エンレイソウなども咲いています。
これから6月にかけて、コナシ・石楠花など木の花が咲き始めます。
また、時期を同じくしてエゾムラサキ、ラショウモンカズラ・ベニバナイチヤクソウなど数も増えていきます。
お花は一気にすべての種類が咲きません。
微妙な温度の変化を感じ取り、時期をずらしながら咲いてくれるので、長い間楽しめるものです。
また、周りの草も丈が低く、木は葉をつけていないため、花の美しさが際立ちます!
自然の演出力に驚かされる季節です。
さあ、舞台は整いました!!
2008年05月23日
当園スタッフに夏休みをあげるのは、6月下旬から7月上旬です。
やはり、観光地のスタッフは、海の日以降は毎日忙しいのでなかなかまとまった休みは与えられません。
人が働いている時に遊び、人が遊ぶときに働く。
それが、観光地のスタッフです。
従って、下界より一足早い、夏休みとなる訳です。
昨日休みのスケジュールをスタッフに配りました。
早速、3連休や5連休とどんどんスケジュールが埋まっていきました。
自分としても、なるべくこの時期は多く休みを取ってもらいたい時期ですので、できる限りのスタッフの無理は利き、夏の為に借りを作っておくいい機会です・・・
当園スタッフは、全国から集まりますので帰郷する者、また、すいている時期ですので旅行に行く者も沢山います。
勿論、雪がとけた山を目指す者もいます。
入山から1ヵ月以上過ぎ、山の生活にも慣れ、少し余裕ができ始めるこの時期の休みは本当にうれしいようです。
もうすぐ、夏のバイトの後輩たちも入ってきて、山の生活から接客まで背伸びしてでも成長した姿を後輩たちに見せなければならない時がきます。
できる限り、遊んでリラックスし忙しい夏を乗り切ってもらえること祈っています。
レポート 若旦那
2008年05月18日
いよいよこの時期がやってきました。ニリンソウ開花宣言をして一週間。寒さに負けず数を増やしてきました。 古池あたりのニリンソウは5分咲き。徳沢あたりは3分咲きといったところでしょうか?
今週から来週にかけて見頃を迎えそうです。徳沢を訪れてくれる方の人数も増えてきました。キャンプ場にシートを広げ静かな、 一足遅れたお花見をしています。
2008年05月18日
先日、徳沢ファームに植えたジャガイモやネギは、近所の知り合いが管理してくれていますが、何やら物騒な連絡が入りました。 夏にお客様に提供する大切な食材なので心配で駆けつけました!!
ジャガイモやネギはスクスク育っています。誤報かと思いつつ顔を上げると、 なんと天然記念物の若い日本カモシカが目の前に立っていました。こちらの様子を、一瞬たりとも目を離さず見ています。 何かこちらが動揺してきます。もののけ姫のシシ神そっくりで、何か不思議なオーラさえ感じます。
話を聞くとここ一週間程、徳沢ファームに住み着き、動こうとしないそうです。また、農作物には一切手を出さず、 土手に生えている草を食べているそうです。それを聞くと、愛着も湧き、徳沢ファームの守り神として気のすむまで住んでもらうことにしました。 命名TOKUちゃん!!
いつまでも、皆さんの食材をお守り下さい。
レポート 若旦那
2008年05月13日
この時期、初々しい上高地を散策に来られるお客様の7割は女性です。やはり、春のお花は女性を魅了するのでしょうか? 女性は男性に比べ、友達も多く旅行にとても興味があります。ちょっとした、集まりの中で「今度、上高地に行くけどどう?」 や同じ趣味のサークルなどで気のあった仲間同士で話がまとまるそうです。
当園も、10名前後の女性のパーティーに利用されることが多い時期です。春は、登山シーズンはまだ始まっていませんので、 個室は予約が取りづらい日がありますが、逆に相部屋はガラガラです。当相部屋は、3種類の相部屋があります。一つは、 二段ベットタイプのプライベート重視のあづさ。もう、一つは、定員20名のしなの。最後は定員14名のからまつです。10名前後の場合は、 相部屋料金で貸切でしなの・からまつをお使い頂いています。貸切にできるのは、この時期の特権です。 (どうしても夏や秋は相部屋利用される方も多い為、貸切が出来ません。)また、幹事さんにとってもリーズナブルなお値段は魅力なようです。
本日は、登山サークル”山人(ヤマンド)”の皆さん8名が、お泊りになりました。仲良さげに夕食を取られていたので、 お話を聞いてみると、田村先生の喜寿のお祝いに大好きな山の中で山仲間達が祝ってくれたそうです。勿論、 ゴールデンウィーク明けの週ですのでお客様も少なく、からまつ貸切です。皆さん、童心に戻り一つ同じ部屋で布団を並べ修学旅行のようでした。 毎年ここ徳沢で誕生会をしてくれるよう半ば強引にお約束しました・・・
来年もお待ちしています。
レポート 若旦那
2008年05月12日
例年春の週末限定、ご宿泊のお客様対象に、ネイチャーガイドを招いて、
「一緒に朝のお散歩しませんか?」というイベントがあります。
早朝キャンプ場に集合していただき、春のお花の説明や上高地の歴史などを
30分かけて散歩しながら紹介してきました。
いつの日か当園スタッフの中で、お客様に説明したいと思っていましたが、
ようやく今年から当園スタッフが皆様をご案内できそうです。
その”なんちゃってネイチャーガイド”は、今年当園に入社した29歳のイケメン水田と
今年で4年目を迎える若女将が朝お付き合いさせて頂きます。
2人とも勉強熱心で知識はそこそこ持っています。
勿論、仕事柄ネイチャーガイドと接することも多いですし、お客様に教わることも多いです。
その知識を、わかり易く、そして楽しくできるように今猛勉強中です。
例年、週末ですので早朝にも関わらず沢山のお客様に参加してもらっています。
(多い日には50人程参加頂いています。)
そのことを、伝えると2人ともプレッシャーも感じたようですが、
やる気にもエンジンがかかったようです。
25日(日)早朝に初日を迎える予定です。
どうなることやら。長い目で見守ってやってください。
あくまで、皆様を愉しませる為の企画ですので、今年一年は鋭い質問はご遠慮下さい・・・
追伸
同時開催していました、プロカメラマンによる
「デジカメで綺麗に写真を撮る方法教えます!」今年も行う予定です。
日程は、未定ですが、ご宿泊日に合えばぜひご参加下さい。
また、自分としては、朝キャンプ場に集合して頂き、キャンプのお客様も交えて
「穂高に向かって100人ヨガ」というイベントをやりたいのですが、
ヨガの先生が見つかりません・・・
どなたかいませんか?
レポート 若旦那
2008年05月12日
徳沢地区の雪もほとんど溶け、キャンプ場には青々とした草が出てきました。
木々も少しづつ芽をつけもうすぐ若葉の美しい葉をつけそうです。
春の主役ニリンソウもいよいよ花をつけ始めました。
明神と徳沢中間の古池あたりでは3分咲きになりました。
ピークは20日頃から6月初旬になりそうです。
明神から徳沢にかけての道沿い、そしてキャンプ場奥に広がるニリンソウ畑を観に
ぜひ徳沢に遊びに来てください。
徳沢が一番徳沢らしい季節の始まりです!
レポート 若旦那
2008年05月09日
今年の従業員にケンちゃんという大阪出身の青年(?)がいます。
平成三年生まれ。なんと、16歳です。
応募の際に、履歴書を見てびっくりしました。
しかし、話をしてみるとやる気もありとても好青年に感じ採用しました。
顔は、まさにジャニーズ系でイケメンです!!
本当に繊細な顔をしているので見に来て下さい!!!
彼と出会ってまだ3週間ですが時代の違いを沢山感じました。
勿論、電気が無いなどで戸惑う新人従業員は多いのですが、彼は度を越していました・・・
ある日、ケンちゃんが空のペットボトルを持って外をウロウロしていました。
一人の従業員Aが、
A「何やってるの?」
K「この辺に川ないですか?」
A「まだ、雪が多くて川も出ていないけど・・・」
K「そっか。喉が渇いたのにどうしよう・・・」
A「水道の水、飲めばいいじゃん」
K「でも、水道の水って飲めるんですか?飲んだこと無いから・・」
彼は、水道の水を飲むくらいであれば、川の水を飲もうとしていたのです。
当園の水道水はすべて地下水もしくは源泉の水を引いていてとてもおいしいお水です。
それを教えてあげると、
K「本当の天然水なんですね。大阪で売ったらめっちゃ儲かりますよ!」
自分が仕事を教えている時。
若「ケン。忘れちゃうから必ずメモを取れ!」
K「そうですね。」
ポケットから取り出したのは携帯電話。
メールでも着たのか?
いや、ここは圏外のはず?
若「何やってるの」
K「メモ取ってます。あっ携帯のメニューにメモあるの知ってます?」
若「うるさい!ペンで書け!!」
彼と仕事をしていると新鮮です。
新しいアイデアも次々出てきます。
素直で純な彼と仕事をしてると本当に毎日が楽しい。
こんな彼も11月までには立派な山男にして見せます!
それが私の仕事ですから
レポート 若旦那
2008年05月07日
このゴールデンウィークに常連のM様がご宿泊になりました。
60代の品のある女性ですが、一人で来られる時は槍など本格的な登山を愉しまれています。
今回は、まだ雪深い槍に行かれたそうです。
登山は、3K(キツイ・キケン・キタナイ)の趣味だという人もいます。
特に若い方はそう思われている方も多いようです。
しかし、時代も変わり、山の上にも少しづつですが変化はあります。
山の人間は、お客様に贅沢をさせることはあまり考えませんが、快適に過ごさせることは常に考えています。
特に、北アルプスの山小屋は、快適で食事もおいしいとお客様にも言われます。
(都会の駅や公園のトイレより山小屋のトイレの方がきれいで清潔です!!)
ただ、それを口で言ってもなかなか伝わりません。
実際にその場に連れて体験させる機会が無ければ、食わず嫌いと一緒です。
一度、体験し自分に合わなかったら辞めればいいことです。
M様は、年一回ご子息夫婦とお孫さんをお連れ頂きます。
あくまで推測ですが、M様が連れてこなければ、ご子息もお孫さんも山の愉しみ方を知らなかったのではないでしょうか?
50代以上の多く方は、山の愉しみ方をよく知っています。
ぜひ、次世代にそれを伝えて欲しいと思います。
青春を過ごした山にお孫さんを連れてきて下さい。
ゴミが落ちているとおかしいという感覚や車や電車でも行けない場所があるんだと言うことを教えて下さい。
キャンプ場を走りまわる子供や自分より大きなリュックを背負う子供は生き生きしています。
頑張れおじいちゃん・おばあちゃん!!
レポート 若旦那
2008年05月06日
ゴールデンウィークはお天気も安定し沢山のお客様が山々を目指し、
シーズンの幕開けとなりました。
みちくさ記事を更新できなかったのは、大変失礼しました。
(ゴールデンウィークは、毎年余裕も無くいっぱいいっぱいでした・・・)
いよいよ雪もほぼ解け、キャンプ場の草も青々としてきました。
木々は赤い芽を少しづつ膨らませはじめました。
そして、ついにニリンソウ第一号を発見しました。
毎年、雪解けとともに一本そして一本と花をつけ、いつの間にか白い花の絨毯になっています。
今年の見ごろは、5月下旬〜6月上旬になりそうです。
ただ、ニリンソウの時期は、紅葉と違い長い期間楽しめます。
5月は、忘れ名草、エンレイソウ、ツバメオモトなども咲き始めます。
徳沢が最も徳沢らしい季節がやってきます!!
この時期が、私も一番大好きです。
追伸
この期間に多くのお客様にみちくさ見てるよと声をかけてもらいました。
もし、こんな記事を書いて欲しいなどありましたら、直接声をかけて下さい。
レポート 若旦那